[トップページ] 「最近の愛聴盤」 「今週のジャケット」
Dragon's Jazz Corner
最近興味あるアルバム
くつろぎ系 |
初心者の人や、疲れ気味の人におすすめです。 |
まじめ系 |
ジャズをしっかりと聴きたい人におすすめです。 |
中間系 |
そのどちらでもない人とそのどちらかの人向きです。 |
注:10枚限定です。
(10) BOBBY HUTCHERSON QUARTET / ENJOY THE VIEW
bobby hutcherson(vib),
david sanborn(as), joey defrancesco(org), billy hart(ds)
2014/Blue Note/
1 |
Delis |
2 |
Don is |
3 |
Hey Harold |
4 |
little Flower |
5 |
Montara |
6 |
Teddy |
7 |
You |
今作はメンバーの面白さに惹かれて手が伸びました。
ヴィブラホンのレジェンド、ボビー・ハッチャーソンにフュージョン界で名を成したデヴィッド・サンボーン(as)。
オルガンのジョーイ・デフランチェスコに堅実無比なドラマー、ビリー・ハートの組み合わせです。
もうちょっと丁々発止と演奏してくれれば良かったんだけど顔見世公演のようになった感じがします。
サンボーンが今ひとつだったのはやはりハッチャーソンに気を遣ったからだと思います。
(中間系)
(9) DAVID FRIESEN / AMBER SKIES
david friesen(b),
chick cores(p), joe henderson(ts), paul horn(fl)
airto moreira(per), paul motian(ds)
2003(1983rec)/Quicksilver/
1 |
Amber Skies |
2 |
Blue And Green |
3 |
Underlying |
4 |
Jenelle Number Four |
5 |
In The Place Of Calling |
6 |
Sitka In TheWoods |
7 |
Voices |
デヴィッド・フリーゼン(b)は1942年生まれのワシントン出身です。
現在80歳ですが健在のようです。
ビリー・ハーパー(ts)の名盤「ブラック・セイント」(1975)で知られることになりました。
今作はだいぶ前に入手したものだけど違うCDを探していて見つけました。
今思うにここもまたメンバーが凄いです。
チック・コリア(p)にジョー・ヘンダーソン(ts)、アイアート(per)にポール・モチアン(ds)。
珍しいのはポール・ホーン(fl)かな?
1950年代から西海岸のラテン・シーンで活躍しているフルート奏者です。
(中間系)
(8) MICHAEL BUBLE / CALL ME IRRESPONSIBLE
michael buble(vo),
megio stasera(vo)(2), boysUmen(vo)(5), ivan lins(vo)(8)
2007/Reprise/
1 |
THe Best Is Yet To Come |
2 |
If Had Better Be Tonight |
3 |
Me And Mrs.Jones |
4 |
I'm Your Man |
5 |
Comin' Home Baby |
6 |
Lost |
7 |
Call Me Irresponsible |
8 |
Wonderful Tonight |
9 |
Everything |
10 |
I've Got The World On A String |
11 |
Always On My Mind |
12 |
That's Life |
13 |
Dream |
14 |
Thease Foolish Things |
マイケル・ブーブレはジャズ歌手と言われるのを嫌っているようです。
スタンダード=ジャズの括りはイヤだ・・・私はポップス歌手だと。
ジャズの範疇にとらわれたくないということでしょうね。
一番好きなのはボビー・ダーリンだそうです。
確かにボビー・ダーリンはジャズも歌うけどポピュラー歌手の範疇にいるかな。
もっともシナトラだってポピュラー歌手と言えます。
ジャズ=ポピュラーの時代があったからね。
ブーブレはジャンルにとらわれないことを望んでいます。
ボーイズUメンやイヴァン・リンスとの共演もその流れだと思います。
(中間系)
(7) SCOTT MORGAN / SONGS OF LIFE
scott morgan(vo),
fred hersch(p), matt aronoff(b), ross pederson(ds),
guest: joel frahm(ts), janis siegel(tp)
2016/Miranda/
1 |
It's You Or No One |
2 |
Little Prayer/Wouldn't It Be Loverly |
3 |
Song Of Life |
4 |
Lazin' Around |
5 |
I Just Found Out About Love |
6 |
Secret O' Life |
7 |
Like A Lover |
8 |
I'm Just A Lucky So And So |
9 |
Lost In The Stars |
10 |
I'll Follow |
11 |
This Heart Of Mine |
12 |
Don't Let Me Be Lonely Tonight |
13 |
I Will |
スコット・モーガン(vo)は初見です。
ここはフレッド・ハーシュ(p)とジョエル・フラーム(ts)の名前が気になりました。
なんと今作はハーシュがプロデュースしていました。
ハーシュは相変わらずの人気ピアニストで去年のベスト3にも何人かが名前を出していました。
そんなハーシュがボーカル・アルバムでどんなバッキングを聴かせるのかが焦点です。
全13曲にはハーシュのオリジナル3曲、モーガンが好きなジェイムス・テイラーが2曲入っています。
選曲も中々に凝っていると思いました。
モーガンの歌のルーツはアル・ジャロウ(vo)とジェイムス・テイラー(vo,g)にありました。
(1)「It's You Or No One」ではチェット・ベイカー(tp)のソロのヴォーカリーズを聴かせています。
ハーシュのピアノはいつでもクリアで美しいです。
(中間系)
(6) KARL SCHLOZ TRIO & QUARTET / A SMOOTH ONE
karl schloz(g), tony monte(p), steve laspina(b),
harry allen(ts)(1,4,5,9)
2001/Nagel Heyer/
1 |
Wholly Cats |
2 |
Moonglow |
3 |
Tricotism |
4 |
In Love In Vain |
5 |
Recado Bossa Nova |
6 |
Girl Talk |
7 |
Jersey Bounce |
8 |
IT Might As Well Be Spring |
9 |
Lester Leaps In |
10 |
Isn't It Romantic |
お正月はゆったりと過ごしたいということでハリー・アレン(ts)がいいかなと思いました。
それで選んだのが今作です。
ドイツ出身のギタリストのカール・シュロツは馴染みがないけれど選曲が良かったです。
お気に入りのスタンダードの(2)、(5)、(10)などが収録されていました。
内容はそのまんまの癒し系ですがのんびりと聴くには最適でした。
(くつろぎ系)
(5) ELLA FITZGERALD / RETURNS TO BERLIN
ella fitzgerald(vo),
lou levy(p), wilfred middlebrooks(b), gus johnson(ds),
herb ellis(g)
oscar peterson(p)(20), ray brown(b)(20), ed thigpen(ds)(20)
1961Rec/Verve/
1 |
Introduction |
2 |
Give Me The Simple Life |
3 |
Take The "A" Train |
4 |
Slow Boat To China |
5 |
Medley:
Why Was I Born,
Can't Help Lovin' Dat Man
Peple Will Say We're In Love |
6 |
Intro |
7 |
You're Driving Me Crazy |
8 |
Rock It For Me |
9 |
Witchcraft |
10 |
Anything Goes |
11 |
Cheek To Cheek |
12 |
Misty |
13 |
Caravan |
14 |
If You Can't Sing It Yoy'll Have Yo Swing It |
15 |
Mack The Knife |
16 |
Fanfare For Ella |
17 |
'Round Midnight |
18 |
Joe Williams' Blues |
19 |
Fanfare For Ella 2 |
20 |
This Can't Be Love |
21 |
Closing Announcements By Norman Granz |
1960年2月に収録されたエラ・フィッツジェラルド(vo)の「エラ・イン・ベルリン」は有名です。
ここでの「マック・ザ・ナイフ」の名唱は圧巻でした。
前年の盛り上がりがあまりに凄かったので「二匹目のどじょう」を狙ったのが今作だと思います。
でもなぜか30年もお蔵入りになっていてCDで発売されたのが1991年のことでした。
ルウ・レヴィ・トリオにハーブ・エリスのギターがバックに入っています。
前回はポール・スミス・トリオにジム・ホールのギターでした。
1曲だけですがオスカー・ピーターソン・トリオとの共演も聴くことが出来ました。
(中間系)
(4) 河原秀夫 PENTAGRAM / HERE WE ARE !
河原秀夫(b,elb)、井上信平(fl)、
福田重雄(p)、竹中俊二(g)、ジーン・重村(ds)
2018/Furusho Records/
1 |
Is This Love |
2 |
Pentagram |
3 |
Time Flies |
4 |
Water Sprite |
5 |
Funky Talk |
6 |
Voice Of Talk |
7 |
Under The Full Moon |
8 |
Mr.Groove |
9 |
Dancer In The House |
10 |
Deep Blues |
先日久し振りに井上信平さんのフルートが聴きたくなってライブに出掛けました。
河原秀夫(b)さんが率いる「ペンタグラム」です
「ペンタグラム」は結成20年以上になるようで月日の経つのは本当に早いです
ここもメンバーが素晴しいですね。
井上信平(fl)さん、福田重雄(p)さん、竹中俊二(g)さんと芸達者が揃っています。
最初のドラマーは不慮の事故で亡くなったセシル・モンローさんでした。
その後に加わったのがジーン・重村さんで今ではすっかり馴染んでいます。
スタイルはフュージョンとはちょっと違って泥臭くて荒々しい感じがします。
ジャズ・ロック・ソウル・ファンクなどが混在したクロスオーバーの名前がピッタはまる。
河原さんはヒップ・ホップ・ダンサーでもあるのでその踊りも見どころになります。
ノリノリで楽しいサウンドを聴かせてくれるのでライブに行くのが一番だと思います。
河原さんと話をしていた時に息子さんのことが出ました。
とても嬉しそうでしたね。
大人気の「TENDRE河原太朗」さんがそうです。
(中間系)
(3) BILLIE HOLIDAY & LESTER YOUNG / A MUSICAL ROMANCE
billie holiday(vo), lester young(ts), etc
1937-1958Rec/Columbia/
1 |
The Man I Love |
2 |
This Years Kisses |
3 |
Mean To Me |
4 |
Back In Your Own Backyard |
5 |
I'll Never Be The Same |
6 |
Me, Myself And I |
7 |
Time On My Hands |
8 |
Who Wants Love? |
9 |
I Must Have That Man |
10 |
Foolin' Myself |
11 |
When You're Smiling |
12 |
A Sailbost In The Moonlight |
13 |
He's Funny That Way |
14 |
Laughing At Life |
15 |
Without Your Love |
16 |
Fine And Mellow |
ビリー・ホリディ(vo)とレスター・ヤング(ts)の共演作を集めたものです。
モダン・ジャズおける天才二人の独特の雰囲気が伝わってきます。
1937年から1958年まで20年以上も続いていたとは意外でした。
ここには私が「古い良い曲巡り」のキッカケになった曲が入っています。
(7)「Time On My Hands」です。
(中間系)
(2) FRANCO CERRI SEXTET / INTERNATIONAL JAZZ MEETING
franco cerri(g), barney wilen(ts,ss), flavio ambrosetti(as),
george grunte(p), k.t.geier(b), eberard stengel(ds),
george joyner(b), buster smith(ds)
1961Rec/Columbia/
1 |
Mary And Steve |
2 |
Broadway |
3 |
Aserenade For Patrick |
4 |
Ow |
5 |
I Love You |
6 |
Misty |
7 |
Boplicity |
8 |
Flagebakaefra Blues |
先日CDショップでイタリアの名ギタリスト、フランコ・セリの初期盤を見つけました。
「へぇ〜、こんなのが出てるんだ」と思いました。
ここでの目玉は明らかにバルネ・ウィラン(ts)の参加でしょうね。
フランスのバルネはマイルス・デイヴィス(tp)との共演で知られています。
1960年代初期、当時はヨーロッパのジャズに触れる機会がほとんどなかった。
日本もそうだったけどアメリカ生まれのジャズはどの国でも黎明期だったと思います。
(中間系)
(1) FRANK SINATRA / SINATRA & ANTONIO CARLOS JOBIM
frank sinatra(vo), antnio carlos jobim(g,vo)
1967/Reprise/
1 |
The Girl From Ipanema |
2 |
Dindi |
3 |
Change Partners |
4 |
Corcovado |
5 |
Maditation |
6 |
If You Never Come To Me |
7 |
How Insensitive |
8 |
I Concentrate On You |
9 |
Baubles, Bangles And Beads |
10 |
Once I Loved |
リプリーズ・レコードはフランク・シナトラとワーナー・ブラズの共同出資です。
シナトラが自分のレコード会社で好きに作りたいという意図があったと思います。
「Francis Albert Sinatra」・・・シナトラの正式な名前が出てました。
今作はシナトラのボサノバ盤でそれもアントニオ・カルロス・ジョビンを迎えた豪華盤です。
ジョビンのヒット曲が並んでいます。
私がここで興味を持ったのはジョビン以外の曲です。
「Change Partners」、「I Concentrate On You」、「Baubles,Bangles And Beads」
ボサノバのリズムが心地良かったです。
(くつろぎ系)