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Dragon's Jazz Corner

Willie Jones V (ds)


* WILLIE JONES V / GROUNDWORK
willie jones (ds),
eric reed(p), buster williams(b), warren wolf(vib)(1,2,4,6,7,8),
eddie henderson(tp)(2,4,7,8), stacy dillard(ts)(2,3,4,5,7,8,), steve davis(tb)(2,4)
2016/WJ3/

1 Git'cha Shout On (E.Reed)
2 Hindsight (C.Walton)
3 Dear Blue (F.Wempe)
4 Toku Do (B.Williams)
5 Charity (S.Irvy)
6 Groundwork (C.Walton)
7 New Boundary (E.Reed)
8 Jamar (R.Penland)


地味ながら堅実なドラマー、ウィリー・ジョーンズVの自主制作盤です。
ウィリーはあわてず騒がずの安定したドラマーでルイス・ナッシュと同じマックス・ローチ系のドラマーです。
特にシンバルの使い方が上手だと思います。
全8曲はメンバーのオリジナル3曲、シダー・ウォルトン2曲、その他3曲の構成です。

ここでの決め手は明らかにエリック・リード(p)だと思いました。
随所で目立つリードのピアノが聴きどころです。
特にバラード(4)「Dear Blue」でのリードが群を抜いて良かった。
次点は注目していたウォーレン・ウォルフ(vib)をフューチュアーした(6)「Groundwork」です。
ただ他の曲は平均的でいまひとつインパクトがありませんでした。
地味なリーダーの特徴がそのまま出てしまった感じかな。

(中間系)