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Dragon's Jazz Corner

Viktoria Tolstoy (vo)


*VIKTORIA TOLSTOY / BLAME IT ON MY YOUTH
viktoria tolstoy(vo),
jacob karlzon(p), mattias svensson(b), rasmus kihlberg(ds)
2001/EMI/


1 WE'LL BE TOGETHER AGAIN(F.Laine/C.Fischer)
2 MIDNIGHT SUN(Hampton/Burke/Mercer)
3 LAURA(Raksin/Mercer)
4 BABY PLAYS AROUND(E.Costello)
5 SAGA OF HARRISON CRABFEATHERS(S.kuhn)
6 BLAME IT ON MY YOUTH(Levant/Heyman)
7 DESTINY(Holland/Batteau)
8 PEACE(H.Silver)
9 SUMMER NIGHT(Warren/Cahn)
10 ANGEL EYES(Dennis/Brent)
11 THE MASQUERADE IS OVER(Magidson/Wrubel)
12 SUFFERING WITH THE BLUES(Conyers/Pemberton)


今作もまた先日の中古盤漁りで見つけた一枚です。
ヴィクトリア・トルストイの2001年作品。
発売時に話題になりましたが買うまでは至らなかった。
ジャケ買い・・・美形に見つめられると弱い。
ジーンズにTシャツのシンプルながら抜群のプロポーション。
余計なお世話ですが10年以上経過した今でもこの体系を保っているのかな。

彼女は文豪レオ・トルストイを曾祖父に持つスウェーデン出身の歌手。
語りを含めた独特の歌唱法を持っています。
メロディはあまり重視していません。
私はジミー・スコットの影響が強いと思いました。
ややワン・パターンではあるけれどジャズ度は高いです。
選曲も中々に興味深く、感情を抑えたクールなサウンドが広がります。
BGMで流していてもジャズ好きには案外にしっくりきました。
ベストはそんな中で唯一熱気を感じる「Summer Night」です。
ヤコブ・カールソンのピアノ・プレイにも注目。

なお(11)、(12)は日本盤のみのボーナス・トラックです。
全体を通してバックのヤコブ・カールソン・トリオが素晴らしい。
話題先行型を予想しましたが予想したよりもずっといいと思いました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)