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Dragon's Jazz Corner

Tony Williams (ds)


*TONY WILLIAMS QUINTET / NEPTUNE
wallace roney(tp), bill pierce(ts),
malgrew miller(p), iracoleman(b), bob hurst(b), tony williams(ds)
1992/Blue Note/



*TONY WILLIAMS QUINTET / NATIVE HEART
wallace roney(tp), bill pierce(ts),
malgrew miller(p), iracoleman(b), bob hurst(b), tony williams(ds)
1990/Blue Note/

トニー・ウィリアムス・クインテットは80〜90年代の名コンボです。
トニーの早すぎる死が惜しまれます。




*TONY WILLIAMS / FOREIGN INTRIGUE
wallace roney(tp), donald harrison(as), bobby hutcherson(vibs)
1986/BLUE NOTE/



* ANTHONY WILLIAMS QUINTET & QUARTET & SOLO / SPRING
sam rivers(ts), wayne shorter(ts)(B/1 out),
herbie hancock(p)(A/1 out), gary peacock(b), tony williams(ds)(A/2 solo)
1964/Blue Note/

Side A
1 Extras
2 Echo
3 From Before
Side B
1 Love Song
2 Tee


モダン・ドラム奏法の開祖はケニー・クラークと言われています。
次に重要なのがマックス・ローチとアート・ブレイキーでフィリー・ジョー・ジョーンズ、ロイ・ヘインズも素晴らしい。
現代のジャズ・ドラマーに最も影響を与えているのはここのトニー・ウィリアムスとエルヴィン・ジョーンズだと思います。
ドラマーも多士済々で名前を上げればキリがありません。
あとビリー・ヒギンズとエド・シグペン、ジャック・デジョネットとスティーヴ・ガッドを上げておきます。

今作はトニー・ウィリアムスの2枚目のアルバムです。
弱冠18歳のデビュー作の1枚目↓とどちらを選ぶか?迷いました。
* ANTHONY WILLIAMS / LIFE TIME (1964/BN4180)
anthony williams(ds),
sam rivers(ts), herbie hancock(p), bobby hutcherson(vib),
richard davis(b), gary peacock(b), ron carter(b)

1枚目よりも2枚目の方が好きなことが出来たのではないかと思いました。
ベーシストをゲイリー・ピーコックに固定してサム・リバースとウエイン・ショーターの2テナー・サックスを配置する。
さらにA/2ではドラム・ソロまで収録している。
こちらは19歳のトニー・ウィリアムスですが5曲は全て自身のオリジナルです、これは1枚目も同じでした。
フリー・トーンを含む2テナーの競演はA/1、A/3、B/2の3曲で聴けました。
聴きどころはA/1のピアノレスのフリー系2テナー・バトルとB/1におけるハンコックの強烈なピアノになります。
存在感十分のピーコックのベースと創造力に溢れたウィリアムスのドラミングがこの緊張感を生みました。
もちろんあちこちでウィリアムスの師匠格であるリバースの影響力を感じることが出来ます。

(まじめ系)