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Dragon's Jazz Corner

Tom Scott (as)


*TOM SCOTT / CANNON DE LOADED
All Star Celebration Of Cannonball Adderley

tom scott(as) terence blanchard(tp) george duke(p,rhodes)
marcus miller(b) steve gadd(ds) larry goldings(org)
dave carpenter(b)(8,10), nancy wilson(vo)(4,9)
2008/CONCORD JAZZ/

1 Jive Samba
2 Work Song
3 Mercy,Mercy,Mercy
4 Save Your Love For Me
5 Sack O' Woe
6 Country Preacher
7 Inside Straight
8 I Should Care
9 The Masquerade Is Over
10 Stars Fell On Alabama


トム・スコット(as)のプロデュースによるキャノンボール・アダレイ・トリビュート盤です。
往年のフュージョン・メンバーに加えてテレンス・ブランチャード(tp)とラリー・ゴールディングス(org)、
スペシャル・ゲストとしてナンシー・ウィルソン(vo)が2曲に参加しています。
ファンキー&ソウルなキャノンボールの大ヒット作がずらりと並んで壮観です。
イメージは狂ったけどそれぞれがスマートなフュージョン・ナンバーにアレンジされていて面白かったです。
特筆すべきは純ジャズ路線で演奏される(8)、(10)のバラード2曲です。
「I SHOULD CARE」ではブランチャードとジョージ・デューク(p)がフューチャーされていて鳥肌ものの素晴らしさ。
「STARS FELL ON ALABAMA」はキャノンボールも良かったけれどトム・スコットも面目躍如たるものがありました。
デュークのこういう改まったピアノも聴いたことがなかったのでとても新鮮、美しかったです。
結局、この2曲が決め手になってドラ流入りが確定しました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)




* TOM SCOTT / BLOW IT OUT
tom sctt(sax),
eric gale(g), richard tee(p), gary king(b), steve gadd(ds),
ralph mccdonald(per), hugh mccracken(g), john trope(g),
ray parker(g), chuck rainy(b), will Lee(b), rick marotta(ds), etc
1977/Ode/

Side A
1 Gotcha (Theme From "Starsky & Hutch)
2 Smoothin' On Down
3 Dream Lady
4 I Wanna Be
Side B
1 Shadows
2 You've Got The Feelin
3 Down To Your Soul
4 It Is So Beautiful To Be


先日紹介した「Jill McCarron Trio & Will Anderson」の中にトム・スコット(sax)作の曲がありました。
トム・スコットは元々はジョン・コルトレーン派のテナー・サックス奏者です。
1970年代になるとフュージョン系に移りましたが演奏だけでなく作曲や編曲の能力にも優れています。
グラミー賞も取っています。
ここでの1曲目の「Gotcha」はアメリカのテレビの大ヒット刑事ドラマ「スタスキー&ハッチ」の主題歌です。
私なんかは面白くて毎週ワクワクしながら見ていました。
今作はメンバーも素晴らしいです。
リチャード・ティ(p)、ゲイリー・キング(b)、スティーヴ・ガッド(ds)、ラルフ・マクドナルド(per)は鉄板のリズムセクション。
ギタリストのエリック・ゲイル、ヒュー・マクラッケン、ジョン・トロペイ、レイ・パーカーなどの競演も凄いです。

(中間系)