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Dragon's Jazz Corner

Terence Blanchard (tp)


*TERENCE BLANCHARD QUINTET / LET'S GET LOST
terence blanchard(tp), brice winston(ts)
edward simon(p), derek nievergelt(b), eric harland(ds)
diana krall(vo), jane monheit(vo), dianne reeves(vo), cassandra wilson(vo)
2001/SONY/

1 Let's Get Lost
2 Too Young To Go Steady
3 You're A Sweetheart
4 I Can't Believe That You're In Love With Me
5 I'm In The Mood For Love
6 Don't Blame Me
7 I Can't Give You Anything But Love
8 Exactly Like You
9 Can't Get Out Of This Mood
10 Lost In A Fog
11 On The Sunny Side Of The Street


テレンス・ブランチャード(tp)の新作は、なんと4人の女性ヴォーカリストが登場しました。
ダイアナ・クラ−ル、ジェーン・モンハイト、ダイアン・リーブス、カサンドラ・ウィルソンです。
クラ−ル以外は各2曲、それにインストルメンタルが4曲含まれています。
1枚で5つ楽しめるアルバムなんてそうそうはありませんよ。
こんなお徳用盤ならもうそれだけで大満足です。
女性ヴォーカルの聴き比べをしたい人にも最適の1枚でしょうね。
ダイアナ・クラ−ルの出来が良かったのでもう1曲聴いてみたかった。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*TERENCE BLANCHARD / WANDERING MOON
terence blanchard(tp)
aaron fletcher(as), branford marsalis(ts), brice winton(ts)
edward simon(p), dave holland(b), eric harland(ds)
2000/SONY/SRCS2220

テレンス・ブランチャードのオリジナルを中心にした5年振りのストレートなジャズ・アルバムです。
ブランフォード・マルサリスとデイブ・ホランドを除いてはほとんど無名の新人を起用しています。
そんなわけで聴きどころの中心はテレンス、ブランフォード、ホランドということになります。
ダーク・アンド・ヘビーなサウンドが流行っているのでしょうか、ここでもその傾向が強いです。
テレンスは色々と模索経験した成果なのか、そのプレイに深みが増していることを感じさせます。

(まじめ系)

「I Thought About You」




*TERENCE BLANCHARD QUINTET / ROMANTIC DEFIANCE
terence blanchard(tp), kenny garrett(as),
edward simon(p), chris thomas(b), troy davis(ds)
1995/SONY/

ケニー・ギャレット(as)が加わったクインテット作品。



*TERENCE BLANCHARD QUINTET / THE MALCOLM X JAZZ SUITE
terence blanchard(tp), sam newsome(ts),
bruth bath(p), tarus mateen(b), troy davis(ds)
1993/SONY/

マルコムXに捧げたシリアスな一枚。
テレンス・ブランチャードはスパイク・リー監督とのつながりが強く映画音楽も手がけています。
特にこの「マルコムX」のサウンド・トラックが印象に残っています。