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Dragon's Jazz Corner

Taro Koyama 小山太郎(ds)


*TARO KOYAMA QUARTET / DRUMGENIC
小山太郎(ds),
近藤和彦(as,ss), 田中裕士(p)、井上陽介(b)
2005/M&I JAZZ/


今作も先日のライブの時に小山太郎さんから手渡しで購入しました。
見た瞬間にまずはメンバーに注目しました。
録音時、全員が同年代でほぼ40歳前後、まさに脂が乗りきっている年頃です。
特に近藤和彦さんのワン・ホーンは魅力があります。
小山さんと井上陽介(b)さんはツー・カーの仲、共にトップ・プレイヤーに成長しています。
田中裕士さんには黒い感覚があるし幅広い音楽性を持つユニークなピアニストだと思います。

曲目構成もよく考えられていて太郎さんの全貌を網羅している感じがします。
リズム・パターンも多彩なのでこれを聴けば全てが分かる仕掛けになっています。
一番良かったのはオリジナルの(2)「TAIL TO NOSE」です。
ジャケット写真にあるように太郎さんは車好きのレース好き。
まさに疾走するレース・カーのようにドライブ感溢れる演奏が聴けました。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)