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Takeshi Ohbayashi 大林武司(p)


* TAKESHI OHBAYASHI TRIO / MANHATTAN
takeshi ohbayashi(p,synth), yasushi nakamura(b), nate smith(ds), (1,5,6,7)
takeshi ohbayashi(p,synth), tamir shmerling(b), terrilyne carrington(ds), (2,3,4,8)
2016/Somethin'cool/

1 World Peace
2 Cill My Landlord
3 Heart
4 Cyclic Ridge 2
5 In Walked Bim
6 One For Sonny
7 Untitled Bossa
8 Steal Heel


注目の若手ピアニストの一人、大林武司さんの作品です。
大林さんは「ニュース・ステーション」のテーマ曲でお馴染みですね。
ここの「ニュー・センテュリー・ジャズ・クインテット」をユリシス・オーエンス・Jr(ds)と共に率いています。
そんな彼が初めて出したトリオ作品ということで手が伸びました。

全8曲は全て自身のオリジナルです。
中村恭士(b)さんとネイト・スミス(ds)&タミール・シュマーリング(b)とテリリン・キャリングトン(ds)の2組。
4曲づつ2セットのトリオが聴ける徳用盤です。
今作は大林さんがアメリカで生活した10年間のまとめ的作品と位置付けられています。
それだけに多種多様な音楽的要素が含まれていて興味深く聴くことが出来ました。

あくまで中心は大林さんでそのピアノの音が際立つように録音されています。
クリアで鋭い音色を持っています。
私は弾き過ぎないのがいいと思いました。
私のお気に入りは(5)「In Walked Bim」と(6)「One For Sonny」と続く2曲です。
最もジャズっぽい雰囲気が味わえました。
ここの「Sonny」はソニー・クラーク(p)をイメージしたとのことです。
その他にも聴きどころが満載でお勧めの一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)