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Dragon's Jazz Corner

Takao Ogawa 小川高生(as)


*KAZUNORI SAWADA & TAKAO OGAWA with UNNO TRIO / COOL BLUES
澤田一範(as), 小川高生(as)
海野雅威(p), 吉田豊(b), 海野俊輔(ds)
2005/WHAT'S NEW RECORDS/

1 Minor Move
2 Time To Smile
3 They Say It's Wonderful
4 Kiss Me Again
5 Simply Strides
6 Up With The Lark
7 Repitation
8 My Old Flame
9 Cool Blues
10 I Should Care
11 Time To Smile


4月22日発売の出たてのホヤホヤのアルバムです。
チャーリー・パーカー(as)没後50年ということで、パーカーを敬愛する澤田一範さんと小川高生さんの共演です。
バックを勤めるのが今話題の海野雅威・トリオなので即座に購入を決めました。
それこそグット・タイミングの企画で、ビ・パップ精神を踏襲した美しいアルト・サックスのプレイが楽しめます。
解説で語る二人のチャーリー・パーカーに対する思い入れは興味深く読みました。
澤田さんの”Bird 50 !"(チャーリー・パーカー没後50年の夕べ)におけるウィズ・ストリングスの評判は聞いていました。
ツウ・ホーンの(1)、(2)、(5)、(7)、(9)、ワン・ホーンの(3)、(4)、(8)、(10)、ピアノ・トリオの(6)など、
変化に富んでいて聴きどころも多いです。
「温故知新」で新鮮な感じがしました、今年の注目すべき一枚になることは間違いありません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*TAKAO OGAWA & KEIICHI YOSHIDA / INTO SOMEWHERE
小川高生(as,ss), 吉田桂一(p)
2002/What's New Records/

先日、ジャズ仲間のGさんが主催した「新アンプ試聴会」に持参したアルバムです。
小川高生(as)さんと吉田桂一(p)さんのデュオはじっくりと聴くには最適だと思いました。
まるでライブ会場にいるような感じで、すぐそこで演奏しているように聴こえます。
参加したみなさんの評判も上々でした。
最近私はデュオ作品を聴くことが多くなっていますがプレイヤー同士の濃密なコラボレーションが魅力です。
小川さんの卓越した表現力と吉田さんの絶妙なピアノ・タッチが織りなす今作もまた素晴らしい一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)