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Dragon's Jazz Corner

Sweet Jazz Trio


*SWEET JAZZ TRIO / MY ROMANCE
lasse tornqvist(cor), mats larsson(g), hans backenroth(b)
2005/SPICE OF LIFE/

コルネット、ギター、ベースの異色な組み合わせが魅力のスウェーデンのスイート・ジャズ・トリオの新譜です。
彼らのスタンダード作品集はいかにもといった感じのぴったりな企画だと思います。
ただねー、私には甘過ぎて単純に物足りない感覚が残ってしまいました。
キーマンはポール・チェンバース(b)ばりのリズムを刻むハンス・バッケンロスですが、正直、もう少し刺激が欲しいですね。
しかし、このやさしさは疲れた時や女性にとっては極上の癒しになるのではないでしょうか。
甘く切なく絡みあう3人のコンビネーションは抜群だし、ロマンチックなひと時を過ごすには最適です。
今ひとつ盛り上がりに欠ける方にはこちらのボーカル入りのアルバムをお勧めします。
モニカ・ボーフォースの「A Certain Sadness」です。
しっとりとしたモニカのヴォーカルに絡むスイート・ジャズ・トリオは最高ですよ。

(くつろぎ系)




* SWEET JAZZ TRIO / I LEFT MY HEART IN SAN FRANCISCO
lasse tornqvist(cor), mats larsson(g), hans backenroth(b)
2003/Arietta/

1 I Left My Heart In San Francisco
2 Maybe You'll Be There
3 Tricotism
4 Slow Boat To China
5 Where Are You
6 New Orleans
7 You'd Be So Nice To Come Home To
8 I Guess I'll have To Change M Plan
9 Wrap Your Ttoubles In Dream


コルネット、ギター、ベースの異色な組み合わせが魅力のスウェーデンのスイート・ジャズ・トリオの作品です。
スイート・ジャズ・トリオは癒し系の最たるグループで疲れた時に聴くには絶好のアルバムになっています。
3人のコンビネーションは最高でやさしくて、甘くて、切なくてアコースティックな美しさに満ち溢れています。
いつでも柔らかくスイングする・・・刺激がないのが最大の魅力になっています。
たまらなく上品で静かな演奏が聴けます。

全10曲は全てスタンダードで占められています。
(1)「I Left My Heart In San Francisco」はトニー・ベネット(vo)の大ヒット曲として知られています。
でもジャズ・メンに演奏されことは意外に少ないと思います。
ソニー・ロリンズの演奏で知られるフランク・レッサーの(4)「Slow Boat To China」も久し振りに聴きました。
究極の癒し系サウンドをどうぞ。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)




*SWEET JAZZ TRIO / VERY SWEDISH
lasse tornqvist(cor), mats larsson(g), hans backenroth(b)
2001/SPICE OF LIFE/

コルネットを吹くラッセ・トゥーンクヴィストを中心に、ギターのマット・ラーション、、
ベースのハンス・バッケンルースからなるこのトリオはドラマーがいないということだけでなく、
徹底してアコースティックな響きの美しさを追い求めたジャズを演奏して、
静かではあるが人々の心をとらえ続けてきた。
そんなトリオが、まさに彼らの日常でもあるスウェーデンのメロディばかりを演奏する。
「ヴェリー・スウェーデニッシュ」のタイトルどおり、これほどバンドにぴったりとはまった
企画というのもあまりないといっても良いのではないだろうか。
(帯中よりの抜粋)