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Dragon's Jazz Corner

Sophie Milman (vo)


*SOPHIE MILMAN / IN THE MOONLIGHT
sophie milman(vo),
kevin hays(p), larry grenadier(b), lewis nash(ds),
gelald clayton(p)(1,13), gregoire maret(harmonica)(3,13),
romero lumanbo(g)(3,6), julian lage(g)(4,5,8,9,11),
gil goldstein(accordion)(5,8,9), randy brecker(tp)(6,12),
cris potter(ts)(10), etc
2011/Eone/

疲れてくると女性ヴォーカルが聴きたくなります。
人の声は心に直接響いてくるから癒し系にはちょうどいいです。
特にヴォーカルには絶対的な好みがあると思います。
声質や歌い方が自分の感性に合わないとダメなんです。

私にとってカナダのソフィー・ミルマンは波長が合う女性ヴォーカリストの一人です。
2004年に発売された本邦デビュー盤は今でも車のHDDに入れて愛聴しています。
久々に新しいのが聴きたくなって買いました。

今作のプロデュースはマット・ピアソン。
このプロデューサーの存在が大きいと思います。
バック・ミュージシャンを見れば一目瞭然ですね。
ケヴィン・ヘイズ(p)、ラリー・グレナディア(b)、ルイス・ナッシュ(ds)が中心です。
特にドラマーに好センスなルイス・ナッシュを起用したところにその意志を感じました。
ゲストにも魅力的なミュージシャンが揃いました。
先進のクリス・ポッター(ts)、ジュリアン・レイジ(g)、
伝統的なロメロ・ルマンボ(g)、ランディ・ブレッカー(tp)などが参加しています。

今作は各曲のアレンジも聴きどころで全体的にサウンドのバランスが素晴らしいです。
個人的にはマレットのハーモニカやゴールドステインのアコーディオン入りが新味でした。
(3)、(5)、(8)、(9)、(13)など、切ない感じがまた憎い味付けになっています。
特にフランス語で歌われた(8)「CES PETITS RIENS」は秀逸です。
その他(1)、(4)、(7)などのよく知られたスタンダードも聴き味が良くて選曲もよく考えられています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)




*SOPHIE MILMAN / SOPHIE MILMAN
sophie milman(vo),
bill king(p), artie roth(b), davide direnzo(ds),
reg schwager(g), pat labarbera(as), lenny soloman(vln), alexiis baro(tp)
2004/Linus/

ロシア生まれ、ロシア〜イスラエル〜カナダと各国を転々とするが、
10代で早くもジャズの虜となり、20代で既に大物感を醸し出す
ゴージャズな歌声と美貌で多くの人々を魅了し続けている。
'04年制作の本作デビュー・アルバムはカナダで大ブレイク、
’06年3月にはアメリカデビューを果たし、
いきなりiTunesUSAジャズ・アルバム週間チャート第一位を獲得!
ジャズ・スタンダード、ポピュラー・ソング、ロシア民謡、ボサノバと
お馴染みの名曲が散りばめられた彼女の魅力がたぷり詰まった
スタンダード集で、カナダで今最も旬なベスト・メンバーの演奏をバックに、
デビュー作とは思えぬ伸びやかな歌声を聞かせてくれている。

--帯中より抜粋--

セクシーな歌声には魅力がいっぱいです。
愛聴盤・・・車のHDに入れて聴いています。

(くつろぎ系)