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Dragon's Jazz Corner

Salena Jones (vo)


* SALENE JONES / SINGS JOBIM WITH THE JOBIM'S
salena jones(vo), paulo jobim(g,vo), antonio carlos jobim(p),
sebastian nero(b), ricardo costa(ds,per), raul de souza(tb), paulo roberto(fln), etc
1994/JVC/

1 I Was Just One More For You
2 Aqua De Beber
3 Useless Landscape
4 Quiet Night Of Quiet Stars
5 Somewhere In The Hills
6 Dinzi
7 Desafinado
8 How Insensitive
9 Girl From Ipanema
10 Once I Loved
11 Meditation
12 One Note Samba
13 Bonita
14 Song Of The Jet


私の癒し系ジャズとしてボサノバがあります。
けだるくゆったりとしたリズムに包まれていると気が休まります。
先日違うCDの探しものをしていたらポロッと出てきました。
サリナ・ジョーンズ(vo)のボサノバ盤でアントニオ・カルロス・ジョビン作品集です。
だいぶ前に買ったものです。
私はヴォーカルはほとんど聴かないけれどサリナはなぜかデビュー時から知っています。
「Alone & Together」(1973)が素晴らしかったのを思い出しました。

今作は価値があるかもしれませんね。
全14曲は全てジョビンの作品で良く知られている曲ばかりです。
加えて作曲者のジョビンと息子のパウロ・ジョビン(g,vo)の親子が共演しているという豪華企画盤。
最初は深くキッチリと歌い込むタイプのサリナのボサノバはどうかな?と思いました。
でも歌の上手さがその懸念を上回っています。
サリナの良く伸びる包み込むようなやわらかな歌声が心地良いです。

洒落たフィーリングと情感。
ボサノバの洗練味を見事に表現してさすがのサリナ。
しかも御大ジョビンが共演。
(帯中よりの抜粋)



「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)