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Ryuichiro Tonozuka 土濃塚隆一郎(flh)
*RYUICHIRO TONOZUKA QUARTET / TOP GEAR
土濃塚隆一郎(flh),
中村新史(p,key,org)、高道晴久(b)、ジーン重村(ds)、
佐藤春樹(tb)、加藤景子(p,org,elp)、紺野智之(ds,per),
板垣光弘(p)、河上修(b)、宇山満隆(ds)、天野正道(orc)
2008/KINGSTONE RECORDS/
好漢、土濃塚隆一郎さんの新譜です。
フリューゲル・ホーンが炸裂、相変わらずラッパがよく鳴っています。
この爽快な疾走感とドライブ感は土濃塚さんならではのものでしょうね。
オリジナルの4曲を含む幅広い選曲が魅力、私はなぜか「CALLING
YOU」が意外でした。
フレディ・ハバードの3曲は体調がイマイチと聞くハバードに対するオマージュだと思います。
ジャズ・ロックにフュージョン・テイストが加味されて土濃塚ワールド一段と広がってきました。
今作は多分にライブを意識したアルバム構成になっています。
「BROWN
SUGAR」ではDJ風なメンバー紹介があって、まるでアンコールのようにバラードでお仕舞いになります。
自作の「寺泊」、「篝火」のバラードが素晴らしいです、上記の「CALLING
YOU」も印象に残りました。
バラード表現に長足の進歩・・・やはり年齢の積み重ねが大事だと思います。
たまにライブにも行きますがいつも全力投球のプレイを聴かせてくれます。
パワフルで音圧も凄い、河上修さんとのコンビネーションも楽しみの一つです。
ちなみに今年聴いた最高のライブは土濃塚さんだったです・・・ライブ・レポートをどうぞ。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*RYUICHIRO TONOZUKA QUARTET / FOR LOVERS
土濃塚隆一郎(flh)
mitsuhiro itagaki(p), minoru yoshiki(b), mitsutaka uyama(ds,per)
yuichi hokazono(ds,per)(3,12)
2004/OMAGATOKI/
「疾走するフリューゲル・ホーン」が土濃塚隆一郎のキャッチ・フレーズです。
そのパワフルでパンチ力溢れる演奏が最大の魅力でしょうか。
ボーッとして聴いていてもついグイグイと彼の世界に引き込まれてしまいます。
昨今の洗練された叙情派とは一味違う、野性的で泥臭い明確な音楽表現が特徴です。
今時、これだけ思いっ切り吹けるプレイヤーも少ないでしょうね。
少々荒削りでも関係ありません、実にラッパが良く鳴っています。
今はがむしゃらで勢いが先行していますが将来性はピカイチの存在だと思います。
いずれはリリカルで艶のある奏法も身に付けて味わいを深めていって欲しいものです。
(中間系)
*RYUICHIRO TONOZUKA QUARTET / RUSH TONE
ryuichiro tonozuka(flh) mitsuhiro itagaki(p)
shinji nakamura(org,p) keisuke torigoe(b) mitsutaka uyama(ds)
2003/OMAGATOKI/
1 Lotus Blossom
2 Lonely Flower
3 Flood In Franklin Park
4 A Child Is Born
5 Alone Together
6 Kumi
7 Poem
8 Desert Highway
9 Pucchi, Walk About
10 Close To You
11 This I Dig Of You
マダムさんがイチ押しの土濃塚隆一郎(fhn)を入手しました。
私はフームと唸ってしまいましたよ。この人はいいです。
ストリート・ミュージシャン出身だそうですが野性味と勢いに溢れています。
荒削りながらそのパワフルな奏法には魅力が一杯、聴く人の耳に迫ってきます。
作曲能力にも優れていますね。良い曲を書いています。「KUMI」は私のお気に入りです。
圧倒的なパンチ力と存在感、久々にスケールの大きさを感じさせるプレイヤーに出会いました。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*RYUICHIRO TONOZUKA / SWEET HOME
土濃塚隆一郎(flh),
田中義人(g)、松本圭司(p)、中村新史(p)、
鳥越啓介(b)、林正男(b)、宇山満隆(ds)、高橋信之介(ds)
2003/KINGSTONE FRECORDS/
2002年に衝撃のデビューを果たし、インディ流通としては破格の好セールスを記録した
土濃塚隆一郎のデビュー・アルバム「スウィート・ホーム」がリマスタリング仕様にて新装発売。
(中間系)