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Ryan Kisor (tp)


*RYAN KISOR QUINTET / LIVE AT SMALLS
ryan kisor(tp), sherman irby(as),
peter zak(p), carlos henriquez(b), ali jackson(ds)
2010/Small Live/

1 Cool And Hot (Kisor)
2 You Steped Out Of A Dream (Brown)
3 Enigma (Johnson)
4 Con Alma (Gillespie)
5 Blues For Worm (Kisor)


先日のドミニク・ファリナッチに続いてトランぺッターが聴きたくなりました。
今回選んだのがライアン・カイザーです。
カイザーを見出したのはジャック・ディジョネット(ds)でリーダー・デビュー作が18歳という天才児でした。
今作は2008年録音のライブ盤・・・カイザーは34歳になりました。

カイザーのラッパの音色はまろやかでやわらかな感じがします。
系統的にはクラーク・テリー〜アート・ファーマー〜ケニー・ドーハム〜ルー・ソロフの流れになると思います。
もちろん、ここでも演奏しているディジー・ガレスピーやクリフォード・ブラウンも大好きでしょうね。

シャーマン・アービー(as)とのフロント2管は十分刺激的です。
アービーを最初に聴いたのはロイ・ハーグローブ(tp)の作品でした。
ピーター・ザックはマッコイ・タイナー系のピアニストでカイザーの盟友ともいえる存在です。
アービーもザックもオーソドックスなスタイルを持ち合わせています。
カルロス・エンリケス(b)とアリ・ジャクソン(ds)のリズム・セクションもそつがありません。

J.J.ジョンソン(tb)が書いた美しく切ないバラード(3)「Enigma」が素晴らしいです。
めったに取り上げられることがない曲なので新鮮でした。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系




*RYAN KISOR QUINTET / CONCEPTION
ryan kisor(tp), sherman irby(as),
peter zak(p), john webber(b), willie jones V(ds)
2008/Birds

1 Cool And Hot
2 Line For Lyons
3 Conception
4 You Stepped Out Of A Dream
5 Enigma
6 I Remember You
7 All The Things You Are


メンバーは↑のライブ盤でも共演しているシャーマン・アービー(as)とピーター・ザック(p)、
それにジョン・ウィーバー(b)、ウィリー・ジョーンズV(ds)です。
演目には同じ「Cool And Hot」、「You Stepped Out Of A Dream」、
「Enigma」などが含まれているので↑ライブ盤の前哨盤になりました。



*RYAN KISOR QUARTET / ONE FINGER SNAP - INCREDIBLE RYAN
ryan kisor(tp)
peter zak(p), john webber(b), joe strasser(ds)
2006/VIDEOARTS MUSIC/

熱いブローと滑らかなスイングに聴き惚れ、スタンダードを超えるオリジナルに唸る。
さらに余裕と歌心が加わった会心のプレイが満載。
まさにライアン・カイザーのワン・ホーンの魅力を余すところなく捉えた最高傑作!
ジャズの醍醐味、息遣いが聴こえる2chダイレクト・レコーディング。
リー・モーガンのハードバップ魂とフレディ・ハバードの都会的センスが
融合された21世紀ニュー・スタンダードの誕生!

(帯中よりの抜粋)

「Tin Tin Deo」、「One Finger Snap」、「My Ideal」、
「Buffalo」、「Milestones」




* RYAN KISOR QUINTET / THIS IS RYAN
ryan kisor(tp), grant stewart(ts),
peter zak(p), john webber(b), jason brown(ds)
2005/Vdeoarts/

1 Waiting For Brown.
2 You And The Night And The Music
3 Una Mas
4 Maiden Line
5 Dirty Ernie
6 Art Deco
7 Con Alma
8 Solitaire


ライアン・カイザー(tp)は収集対象なので見つけると少しづつ集めています。
これで16枚目になりました。
今作は2005年録音の日本制作盤でカイザーのレギュラー・クインテットの作品です。
切れ味鋭いカイザーのトランペットと茫洋としたグラント・スチュワートのテナー・サックスの絡みが聴きどころになります。

全8曲は自身のオリジナル4曲とその他4曲の構成です。
今作は先輩トランぺッター達へのオマージュにもなっているようですね。
(3)「Una Mas」はケニー・ドーハム、(6)「Art Deco」はドン・チェリー、(7)「Con Alma」はディジー・ガレスピーの作品。
ここいら辺がカイザーの原点になっているということかな。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*RYAN KISOR THE QUINTET / A NIGHT IN TUNISIA Plays "A Night At Birdland"
ryan kisor(tp), grant stewart(ts),
sam yahel(p), james genus(b), victor lewis(ds)
2004/Videoarts Music/

1 Quick Silver (H.Silver)
2 A Night In Tunisia (D.Gillespie)
3 Confirmation (C.Parker)
4 If I Had You (J.Campbell)
5 Sprit Kick (H.Silver)
6 Mayreh (H.Silver)
7 Now's The Time (C.Parker)
8 Once in A While (D.Edwards)
9 Wee Dot (J.J.Johnson)


私には見つけたら買おうと思っているジャズ・マンが何人かいます。
ここのライアン・カイザー(tp)もその一人です。
グラント・スチュアート(ts)とのフロント2管、「ザ・クインテット」の2枚目の作品です
サム・ヤヘルはオルガンとの両刀遣いですがピアノにも注目しました。

今作はアート・ブレイキー・クインテットの歴史的名盤「バードランドの夜」(1954)の演目を再演したものです。
バップの名曲が並んでいますね。
スピード感溢れる切れ味鋭いハード・バップが聴けました。
気分は爽快・・・文句なしの快演だと思います。
つくづく現代のジャズ・メンの実力は凄いです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*RYAN KISOR QUARTET / DONNA LEE
ryan kisor(tp)
sam yahel(org), peter bernstein(g), greg hutchinson(ds)
2004/VIDEOARTS MUSIC/

前作の「SIDEWINDER」に次ぐファンキー路線の第二弾。
果たして二匹目のドジョウはいるのか、いないのか。なんとなくまだ迷いがあるように感じます。
(8)など悪くはないがイマイチ物足りないと思うのは私だけでしょうか。
彗星の如く現れたライアン・カイザー(tp)も早30代になりました。
空に突き抜けるようなストレートな音色が最大の魅力でしたがそろそろ一皮むけてほしいです。
ここいらへんで彼の代表作と言われるものを一発ガツンと作ってほしいですね。
期待が大きいだけにそう思ってしまいます。


(中間系)

[Song For My Father], [Donna Lee], [Work Song]




*RYAN KISOR QUARTET / THE SIDEWINDER
ryan kisor(tp)  
sam yahel(org), peter bernstein(g), willie jones V(ds)
2003/VIDEOART MUSIC/

今週の紹介は偶然トランペットが2枚重なりました。
こちらはライアン・カイザーのリー・モーガンの没後30年、トリビュート・アルバムです。
モーガン4曲、カイザー3曲を取り上げていますが「キャンディ」はモーガンの極め付きでもあります。
ライアン・カイザーの魅力はスピード感溢れる疾走感のあるプレイだと思っています。
思いきりがよくて切れ味のある演奏は小気味が良いです。
バックにはサム・ヤヘル(org)、ピーター・バーンステイン(g)、ウィリー・ジョーンズV(ds)を器用しました。
ファンキー・ムードを高めるにはオルガン・トリオは最適でしょう。
特にここでのバーンステインはいいなあーと思ってしまいました。
もう少し泥臭さがほしいのは欲目なんでしょうね。

(くつろぎ系)

[Candy], [Ceora], [The Sidewinder], [SpeedBall],
[Like Someone In Love], [Mr.Kenyata]




*RYAN KISOR QUINTET / AWAKENING
ryan kisor(tp), grant stewart(ts),
peter bernstein(g), sam yahel(org), willie jones V(ds)
2002/Criss Cross/

1 Awakening
2 Sioux City
3 UFO
4 Harlem Moon
5 Effing Blues
6 What Can I Say ?
7 Free As A Bird


こちらはオルガン・トリオをバックにグラント・ステュアート(ts)とのフロント2管です。
全7曲は全てカイザーのオリジナルで気合が入っています。
カイザー28歳、この頃ひとつのピークにあったと思います。
元気溌剌として鋭さ十分、やや間延びした感のあるスチュアートとの相性もいいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




* RYAN KISOR QUARTET / THE DREAM
ryan kisor(tp),
peter zak(p), john webber(b), willie jones V(ds),
eric alexander(ts)(8), renato thomas(per)(8)
2001/Criss Cross/

1 Minor Ordeal (R.Kisor)
2 The Dream(R.Kisor)
3 Deception(R.Kisor)
4 Calypso Cove(R.Kisor)
5 Bert's Blues(R.Kisor)
6 Panic Attack(R.Kisor)
7 I Should Care(Cahn/Stordahl/Weston)
8 Fiesta Mojo(D.Gillespie)


ライアン・カイザー(tp)は収集対象です。
もっとも何が何でも集めるというわけでもなく見かけたら購入しています。
15枚ほどのリーダー・アルバムが知られていますがこれが13枚目になりました。

1曲を除いてトランペットのワン・ホーン・アルバムです。
全8曲中6曲が自身のオリジナルでカイザーの作曲能力が問われています。
やや大人し目で静かな作風、ラッパ特有の突き刺さってくる感覚は少ないです。
もう少し「刺激的であって欲しかった」のが正直な感想です。
ゲストのエリック・アレキサンダー(ts)が1曲だけというのも中途半端な気がします。

そんな中で(4)「Calypso Cove」とエリックが入った(8)「Fiesta Mojo」が光る。
共にラテン・ナンバーなんですが心地良いです。
いっそうのこと全てラテン・リズムにしてしまった方が面白かったかもしれませんね。
この2曲のために買うのはちょっと辛いかな。

(中間系)




*RYAN KISOR QUARTET / POWER SOURCE
ryan kisor(tp), chris potter(ts),
james genus(b), gene jacson(ds)
2001(1999Rec)/Criss Cross/

1 Power Source (R.Kisor)
2 Salome's Dance (C.Potter)
3 Duke Ellington's Sound Of Love (C.Mingus)
4 New Picture (J.Heath)
5 Boogie Stop Shuffle (C.Mingus)
6 Pelog (C.Potter)
7 Bird Food (O.Coleman)


ライアン・カイザー(tp)は収集対象です。
今作は最も気になっていた一枚でカイザーの代表作との呼び声も高かった。
入手が遅れたのはクリスクロス・レーベルは比較的入手し易く急ぐことはないと思ったからです。
もう15年も前になるんですね。

カイザーとクリス・ポッター(ts)のフロント2管のガチンコ勝負。
それもピアノレス・カルテットなら見逃せませんね。
もちろん、熱い演奏が聴けるのは十分予想していました。

演目は全7曲、二人のオリジナル3曲とその他4曲の構成です。
チャーリー・ミンガス(b)やオーネット・コールマン(as)の曲を取り上げています。
やはり意欲作だと思います。
二人の息もピッタリ・・・演奏は滑るように滑らかで変幻自在に変化する。
切れ味鋭いフレージングを聴いているとここに一つのピークがあったような気がします。
カイザーは1973年生まれなので弱冠26歳、ポッターは1971年生まれの28歳。
若いだけに創造力は豊かで体力も十分、突っ込んでくる勢いがあります。
オーネットの(7)「Bird Food」は名演です。

ジャズの魅力を満喫できる名盤の一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)




*RYAN KISOR QUARTET / KISOR U
ryan kisor(tp)
peter zak(p), john webber(b), joe farnsworth(ds)
2001/VIDEOARTS/

1 The Song Is You
2 I'll Close My Eyes
3 The Imposter
4 Seven Steps To Heaven
5 In The Now
6 My Little Suede Shoes
7 Everytime We Say Goodbye
8 Memories Of You

ライアン・カイザー(tp)の新作はとにかく爽やかで気持が良いです。
美しいメロディには彼のまろやかな音色が良く似合います。
2,5,7のミディアム・テンポのバラードの表現力に長足の進歩が窺えました。
8のスロー・バラードはイマイチですね、もう少し深みが欲しい感じがします。
しかし、これをクリアするのもそう遠くはないでしょう。
一枚を聴き通せる数少ないアルバムに仕上がりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*RYAN KISOR / KISOR
ryan kisor(tp)
peter zak(p), john webber(b), willie jones(ds)
1999/VIDEOARTS/VACM-1149

ライアン・カイザーのクリフォード・ブラウンにちなんだアルバムだそうです。
これはまず何と言っても選曲の良さが魅力的ではないでしょうか。
[DAHOUD],[DELILAH],[CHEROKEE],[I REMEMBER CRLIFFORD],[JORDU]等々。
26才になってさすがに落ち着いてきましたかね、まとまりはあると思います。
自己のグループを率いての演奏ですから、リラックスしていて気持が良さそうな感じです。
難しいところはないですし、誰でもが聴き易いトランペットのワン・ホーン・アルバムです。
ジャズ入門用としてお薦め出来る一品か。

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)

[DaHoud], [Delilah], [Cherokee], [I Remember April],
[Jordu], [Parisian Thoroughfare], [Sandu], [Valse Hot]




* RYAN KISOR QUARTET / POINT OF ARRIVAL
ryan kisor(tp),
peter zak(p), john webber(b), willie jones 3(ds)
justin kisor(tp)(8)
1998/Criss Cross/

1 Point Of Arrival
2 Smoke Signal
3 Better Late Than Never
4 For All We Know
5 Jessica's Theme
6 The Lonely Hour
7 The Best Thing For You Is Me
8 Sir Lancelot
9 The End Of A Love Affair


ライアン・カイザー(tp)は収集対象の一人です、今度で16枚目になりました。
もっとも私の場合は何が何でもではなくて見つけたら買う程度のものですがね。
カイザーは1973年生まれ、アメリカ中西部のアイオワ州出身です。
師匠はクラーク・テリー(tp)で1990年にジャズ登竜門で有名なモンク・コンペで優勝しています。
この時は弱冠17歳だったので流星のように現れた天才児だったわけですね。

今作はカイザーが25歳時の録音です。
全9曲は自身のオリジナルが2曲(1,8)、メンバーのオリジナル4曲とスタンダード3曲の構成です。
今聴いてみると安定感や安心感はあるけど特別に若さ溢れる突き抜けた感じではなかったと思います。
でもこの上品なまろやかさがたまらないと言うファンも多いのではないかな、もちろん私もその一人ですが。
クラーク・テリー、クリフォード・ブラウン、アート・ファーマー、ケニー・ドーハムなどの名前が浮かびます。
バックののピーター・ザック(p)、ジョン・ウィーバー(b)、ウィリー・ジョーンズV(ds)は当時のレギュラー・メンバーです。
ここでは私的にイマイチだったジョン・ウィーバーのポール・チェンバース張りのベースに注目しました。
カイザーは抜群のテクニックの持ち主で音色も綺麗、そのよどみなく流麗なソロワークが聴きどころになります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




* RYAN KISOR QUARTET / BATTLE CRY
ryan kisor(tp),
sam yahel(org), peter bernstein(g), brian blade(ds)
1997/Criss Cross/

1 Battle Cry (R.Kisor)
2 It Happens (R.Kisor)
3 Falling In Love With Love (Rodgers/Hart)
4 I'm Old Fashioned (Kern/Mercer)
5 Birdlike (H.Hubbard)
6 Sweet Pumpkin (R.Bright)
7 If Ever I Would Leave You (Lerner/Loewe)


ライアン・カイザー(tp)は収集対象です。
のんびりと集めているので見かけた時に買っています。

今作はオルガン・トリオをバックした作品でトランペットでは珍しいかもしれません。
カイザーにしても異色の編成といえます。
オルガン入りはよりソウル色が強まって泥臭くなるのは自明の理ですね。
カイザーがここでどんな演奏を聴かせてくれるのか?・・・興味津々でした。

カイザーの魅力は突っ込んでくる鋭い音色にあります。
いかにもジャズっぽい音とスタイルの持ち主です。
オルガン・トリオだとそれが十分に生かされました。
サム・イエール(org)、ピーター・バーンステイン(g)、ブライアン・ブレイド(ds)も好演。
いかにも現代的なオルガン・トリオでスマートなのも幸いしました。
カイザーは瑞々しく水を得た魚・・・面目躍如の演奏を聴かせてくれました。
(3)「Falling In Love With Love」〜(4)「I'm Old Fashioned」の流れが素晴らしいです。
ベストは鋭く突き抜けたフレディ・ハバードの(5)「Birdlike」かな。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*RYAN KISOR SEXTET / ON THE ONE
ryan kisor(tp)
mulgrew miller(p), chris mcbride(b), lewis nash(ds)
chris potter(as), mark turner(ts), david sanchez(ts)
1993/SONY/

1 One The One
2 Far Away
3 Remembering Tomorrow
4 Thinking Of You
5 Groovin'
6 Valhalla
7 The Distant Preser
8 Punjab
9 Darn That Dream
10 Beatitudes


今週は新譜を購入しませんでした。
どうも触手が動く作品がないというか、買い意欲に欠けているようです。
バイオリズム的にも下がってきているのかもしれませんね。

さて、今週は先日行われたオフ会、「CD聴きの会」に持っていったハード・バップ・アルバムの2枚です。
参加者の自作真空管アンプの試聴会も兼ねていたので内容のみならず録音にも多少気を使いました。
前者はルディ・ヴァン・ゲルター、こちらはジム・アンダーソンが録音技師です。

■ライアン・カイザー(tp)はこれが2枚目のリーダー・アルバムになります。
ここで興味深いのはクリス・ポッター(as)とマーク・ターナー(ts)が共演していることです。
ラテン・ジャズに向かったデヴィッド・サンチェス(ts)のハード・バップが聴けるのも今となっては貴重です。
プロデュースはボビー・ワトソン(as)で、表題曲を含めて2曲を提供しています。
私はライアン・カイザーの最高傑作ではないかと思っています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*RYAN KISOR QUINTET / MINOR MUTINY
ryan kisor(tp), ravi coltrane(ts),
michael cain(p), lonnie plaxico(b), jeff siegel(ds),
jack dejohnette(ds)
1992/Sony/

ジャック・ディジョネットに見出された新世代トランペッター。
スペシャル・エディションのキー・メンバーと共に描き出すネオ・モダン。
(帯中よりの抜粋)

1990年にワシントンで行なわれた「ルイ・アームストロング・インターナショナル・
トランペット・コンペティション」において優勝し、一躍ジャズ・シーンの注目を集めた
白人トランペッター、ライアン・カイザー。
現在弱冠18歳でありながら、ディジー・ガレスピーやクラーク・テリー、メイナード・ファーガソン、
そしてミンガス・ビッグ・バンド等と共演。
92年のJVCジャズ・フェスティヴァルでは、ウィントン・マルサリスがディレクションした
若手トランペッターの共演ステージにおいて大フューチャーされている。
今作はディジョネットの初プロデュース作品としても注目。
(解説より抜粋)