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Dragon's Jazz Corner

Roy Haynes (ds)


*ROY HAYNES QUARTET / FOUNTAIN OF YOUTH
roy haynes(ds)
marcus strickland(ts,ss,bcl), martin bejerano(p), john sullivan(b)
2004/DREYFUS RECORDS/

1 Greensleeves
2 Trinkle Tinkle
3 Summer Night
4 Ask Me Now
5 Butch And Butch
6 Inner Trust
7 Green Chimneys
8 Remember
9 Question And Answer


このアルバムは素晴らしいですね。熟年ロイ・へインズ(ds)ということで入手を躊躇したのを恥じています。
これは2002年12月のニューヨークの「バード・ランド」でのライブ盤で、熱気溢れる演奏に私は体が熱くなりました。
私はアート・ブレイキー(ds)の名盤”NIGHT AT BIRDLAND"を一瞬思い浮かべてしまいました。
この時へインズは82歳、その年齢を感じさせない颯爽としたプレイぶりはまさに怪物だと思います。
へインズは近年も精力的な活動を展開していて、コンスタントに作品をリリースしていますが今作品がベストです。
若手3人のメンバーにも恵まれて、へインズ晩年の最高傑作になることは間違いありません。
モンクの曲が3曲、デヴィッド・キコスキー(p)やパット・メセニー(g)の曲を取り上げているのが目を引きます。
コルトレーン・カルテットを彷彿とさせる熱気に溢れたエキサイティングな演奏が繰り広げられています。
お客さんの盛り上がりとライブの熱気が直に伝わってくる雰囲気は最高です。
若手3人は実に刺激的で稀にみる創造力を発揮していて素晴らしいですよ。
特にマーカス・ストリックランド(sax,cl)とマーティン・ベジャラーノ(p)の溌剌としたプレイは特筆ものです。
彼らにとっても記憶に残る作品になると思います。是非この二人の演奏は聴いてほしいですね。

2005年ベスト3の一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*ROY HAYNES QUINTET / A TRIBUTE TO CHARLIE PARKER
roy haynes(ds), roy hargrove(tp), kenny garrett(as)
dave kikoski(p), dave holland(b)
2001/DREYFUS/

ロイ・ヘインズ(ds)の新譜はチャーリーパーカー・トリビュート・アルバムです。
パーカー作が6曲、残りの5曲がジャズ・スタンダード・ナンバーになっています。
まずはメンバーの豪華さに驚いてしまいました。どうしても手が出る一枚でしょうね。
ここでの注目はケニー・ギャレット(as)とデヴィット・キコスキー(p)のプレイでしょうか。
特にケニー・ギャレットがどうかなと思ったんですが程よい味付けになっていました。
ヘインズもこれだけのメンバーが揃えば張り切らざるを得ないですね。

(中間系)


[April In Paris], [Now's The Time], [Yardbird Suite], [What Is This Thing Called Love]




*ROY HAYNES / THE ROY HAYNES TRIO
roy haynes(ds), danilo perez(p), john patitucci(b)
2000/VERVE/

ベテラン・ドラマーのロイ・ヘインズの新作です。
私は中々興味ある組み合わせだと思いました。
スタジオ録音とライヴ録音が半分づつというのも面白い企画ですね。
とにかく主役のロイ・ヘインズが最大の聴きもの、ベースのジョン・パティトゥッチはソツがないです。
ダニーロ・ペレスのついては、ラテン系でパーカッシブなピアニスト、私の好きなタイプです。

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)

[Dear Old Stockholm], [It's Easy To Remember], [Prelude To A Kiss],
[Green Chimneys], [Solar]




*ROY HAYNES / PRAISE
roy haynes(ds), david sanchez(ts), kenny garrett(as),
graham haynes(fhn), dave kikoski(p), dwaune burno(b), daniel moreno(per)
1998/DREYFUS/

生涯一ドラマーとして、55年以上ジャズを支えてきた生き字引的存在のロイ・ヘインズが
ケニー・ギャレットと49年ぶりに「マイ・リトル・スウェード・シューズ」を熱演。
(帯中よりの抜粋)

ロイ・ヘインズのソロ、デュオ、トリオ、カルテット、クインテット、
セクステット、セプテットが楽しめます。

[After Sunrise], [Israel], [My Little Suede Shoes], [The Touch Of Your Lips],




*ROY HAYNES TRIO / SUGAR ROY
roy haynes(ds), tommy flanagan(p), ron carter(b)
1976Rec/Kitty/

ロイ・ヘインズ(ds)、トミー・フラナガン(p)、ロン・カーター(b)の共演盤。
1976年録音の復刻盤。

[Moon & Sand], [Well You Needn't]




*ROY HAYNES QUARTET / CRACKIN'
roy haynes(ds),
booker ervin(ts), ronnie mathews(p), larry ridley(b)
1963Rec/New Jazz/

フロントにブッカー・アーヴィン(ts)を迎えたワン・ホーン・アルバム。
ピアノにロニー・マシューズ、ベースがラリー・リドレイという組み合わせも魅力です。

[Under Paris Skies]