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Dragon's Jazz Corner

Ronny Johanson (p)


*RONNY JOHANSSON TRIO & OVE INGEMARSSON / PERMANENT VACATION
ronny johansson(p), yasuhito mori(b), raymond karlsson(ds),
ove ingemarsson(ts)(3,5,6,7,9)
2010/ronnyjo collection/

ロニー・ヨハンソン(p)の磐石のピアノが聴けます。
スウェーデンのロニー・ヨハンソンは日本でも人気の高いピアニストです。
トリオに森泰人(b)さんの参加も大きいかな。
明るく清清しい雰囲気を持っているので馴染みやすいのだと思います。
スイング感も十分で自然に身体が揺れてくるんです。

共演のOve Ingemarsson(ts)との共演はOveのリーダー作、
*OVE INGEMARSSON QUARTET / HEART OF THE MATTER (1995/IMOGENA/)
で聴いたことがあります。
つまり付き合いが長いということですね。

ベテランの風味・・・安心感、安定感のあるアルバムです。




*RONNY JOHANSSON TRIO/ TENDERLY
ronny johansson(p), yasuhito mori(b), raymond karlson(ds)
2004/SPICE OF LIFE/

1 On Vacation
2 Body And Soul
3 Alone Together
4 Tenderly
5 At Home
6 Some Like It Cool
7 Into Somewhere
8 A Tango For The Saints
9 A Midsummer Waltz
10 Sweet And lovely
11 See You


ロニー・ヨハンソン・トリオの最新作です、先日のライブが印象に残ったので最近良く聴いています。
ヨハンソンはスウェーデン出身、全11曲、自身のオリジナルが7曲、スタンダードが4曲の構成です。
聴くたびに味わい深くて、”いいなあー”と思うようになりました。
最初はそれほどには感じなかったので、噛めば噛むほど味が出る、まさにスルメの如くの味わいです。
フレーズが独特なのでよく知られた聴きなれたスタンダードにも新鮮な息吹が感じられました。
19歳でエリック・ドルフィー(as)と共演したという実力は本物です。
オリジナルも名曲揃いなので、ピアノの名手たる称号がぴったりです。
ピアノを中心にまとまっていて好バランス、各自のコンビネーションも良く、トリオとしての完成度は高いと思います。
安心してお薦めできるピアノ・トリオの1枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*RONNY JOHANSSON TRIO/ JUBILEE
ronny johansson(p), yasuhito mori(b), raymond karlson(ds)
2003/Imogana/

リリカルな味わいを持つ豊かなメロディ・ラインと、洗練された深味のあるハーモニーの響き。
そして随所に聴かれる知的に研ぎ澄まされた宝石のようなきらめき。
(帯中よりの抜粋)

全9曲は全てヨハンソンのオリジナルです。