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Dragon's Jazz Corner

Rob Schneiderman (p)


*ROB SCHNEIDERMAN QUARTET / GLASS ENCLOSURE
rob schneiderman(p), todd coolman(b), leroy williams(ds)
charles mcpherson(as)
2008/Reservoir/

1 Reunion
2 Ready Or Not
3 Buster Rides Again
4 Embraceable You
5 Glass Enclosure
6 Bluegenes
7 Fine & Dandy
8 Yardbird Suite
9 Social Call
10 Cocktails For Two


ロブ・シュナイダーマン・トリオにチャールス・マクファーソン(as)の組み合わせです。
シュナイダーマンの名前は聞いていましたが聴くのは今回が初めてになります。
バド・パウエル系のオーソドックスなスタイルで聴きやすく人気があるのもうなずけました。
リーダー・アルバムが”Reservoir”のみというのも律儀といえば律儀な性格ですね。
ゲストがマクファーソンならそのままバド・パウエルにチャーリー・パーカーの気分です。
パウエルが2曲、パーカーが1曲と選曲にもそつがありません。
仕上がりはほぼ予想されますが実に気持がいいアルバムです。
両者共にリラックスして楽しんでいる様子がうかがえます。
マクファーソンの調子も上々だと思いました。
チャールス・マクファーソンもそろそろ70歳に手が届こうとしています。
チャーリー・パーカーから直接薫陶を受けたプレイヤーの最後の年代でしょうね。
チャールス・ミンガス・グループでの活躍、エリック・ドルフィも吸収して自己のスタイルを確立しました。
以来、マクファーソンは好きなのでずっと注目してきましたがこれからも元気に演奏し続けて欲しいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)