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Dragon's Jazz Corner

Regina Carter (vln)


*KENNY BARRON & REGINA CARTER / FREEFALL
kenny barron(p), regina carter(vln)
2001/Verve/

1 Softly As In A Morning Sunrise
2 Fragile
3 Misterioso
4 Phantoms
5 What If
6 Squatty Roo
7 Freefall
8 Shades Of Gray
9 Footprints
10 A Flower


先週に引き続いてというか、今度はケニー・バロン(p)とレジーナ・カーター(vln)のデュオです。
名義は先輩のケニーが先にきていますがズバリ、レジーナを聴くアルバムだと思いました。
ジャズ・ヴァイオリンは日本が寺井尚子ならアメリカはレジーナ・カーターですね。
全10曲中ケニーが3曲、レジーナが1曲、表題曲は二人の合作になっています。
2曲目の「FRAGILE」はスティングの曲ですが、まさに感動ものの演奏を聴かせてくれました。
ヴァイオリン・ジャズとしては曲風も刺激的で新鮮な感じがしますよ。
ヴァイオリン・ファンなら必聴のアルバムだと思います。是非ご一聴下さい。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)




*REGINA CARTER / RHYTHMS OF THE HEART
regina carter(vln), werner gierig(p), rodney jones(g)
peter washington(b), lewis nash(ds), mayra casales(per)
special guests:kenny barron(p),richard bona(b,g,per,vo)
romero lubambo(g), cassandra wilson(vo)
1999/VERVE/

レジナ・カーター、1970年生の29歳、現在、アメリカで注目されている女性ヴァイオリン奏者です。
身長150cmの小柄な体から繰り出されるパワーは物凄いそうですよ。
3枚目のアルバムだそうですが、日本盤が出るのは初めてです。
平成10年には斑尾ジャズ・フェスティバルにも来日しました。
このアルバムでは、多彩なゲストを迎えて色々なリズムの音楽を演奏しています。
変幻自在のヴァイオリンで、彼女の音楽家としての幅の広い資質を感じることが出来ます。
彼女はステファン・グラッペリやジャン・リュック・ポンティに影響されたと言っていますが、
こればっかりはどうしょうもありませんよね。

(中間系)