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Dragon's Jazz Corner
Rebecca Kilgore (vo)
* REBECCA KILGORE & NICKI PARROTT / TWO SONGBIRDS OF A FEATHER
rebecca kilgore(vo,g), nicki parrott(vo,b),
harry allen(ts), mike renzi(p), chuck redd(ds)
2015/Arbors/
1 Two Little Girls From Little Rock
2 Two Songbirds Of A Feather
3 The Very Thought Of You / Why Stars Come Out At Night
4 Life Is So Peculiar
5 When Love Goes Wrong
6 'S Wonderful
7 Theme From Valley Of The Dolls
8 They Say It's Spring
9 Blue Moon / Moonglow
10 Them There Eyes
11 A Woman's Prerogative
12 El Cajon
13 When I Grow Too Old To Dream
レベッカ・キルゴア(vo)をもう少し聴きたいと思ったらこんなのを見つけました。
大好きな歌手でもあるニッキ・パロット(vo,b)との共演盤です。
ベッキーというのはレベッカの愛称なんですね。
聴いてみると分かりますが確かにこの二人の歌唱法や声が似ています。
とてもやわらかくてやさしい歌声です。
一番のお気に入りはしっとりと歌い上げた(9)「Blue Moon / Moonglow」になりました。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)
* REBECCA KILGORE & HARRY ALLEN QUARTET / SOME LIKE IT HOT
The Music Of Marilyn Monroe
rebecca kilgore(vo),
harry allen(ts), rossano sportiello(p), joel forbes(b), chuck riggs(ds)
2012/Swing Bros/
1 Every Baby Needs A Da-Da-Daddy
2 Diamonds Are A Girl's Bst Friend
3 When Love Goes Wrong
4 Bye Bye Baby
5 She Acts Like A Woman Should
6 After You Get What You Want You Don't Want It
7 I Wanna Be Loved By You
8 I'm Through With Love
9 Running Wild
10 Let's Make Love
11 Incurebly Romantic
12 Marilyn Monroe
13 A Little Girl From Little Rock
14 Some Like It Hot
私がレベッカ・キルゴア(vo)を知ったのはここでも共演しているハリー・アレン(ts)の作品だったです。
ハリーのミュージカル作品集「Guy And Dolls」、「South Pacific」、「Sound Of Music」の3枚でした。
初めて聴いた時には実に安定した実力の持ち主なので彼女は一体何者なんだ?と思いました。
その後にレベッカの作品を聴いて私の評価は決定的なものになりました。
* REBECCA KILGORE & HARRY ALLEN / LIVE AT FEINSTEIN'S AT LOEWS REGENCY(2011/Arbors/)
レベッカはマサチューセッツ州出身1949年生まれなので今年で73歳、今作の収録時は10年前で63歳でした。
尊敬する歌手はビリー・ホリディ、エラ・フィッツジェラルド、アニタ・オデイだそうです。
いわゆるミュージシャンズ・ミュージシャンの典型で派手な人気とは縁がなかったが筋金入りのベテラン歌手である。
と評論家の児山紀芳氏も絶賛している。
さて今作はマリリン・モンローの歌手としての隠れた才能に光を当てたものです。
確かにモンローはセクシー女優としての魅力に溢れていた。
でも映画の中ではけっこう色んな歌を歌っていました。
ちなみにモンローはエラ・フィッツジェラルドと親友だったそうです。
「紳士は金髪がお好き」、「ショウほど素敵な商売はない」、「お熱いのがお好き」などの映画から選曲されています。
知らない曲も多かったけれど聴けば聴くほどに味が出てくる極上の一枚でした。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)
* REBECCA KILGORE & HARRY ALLEN / LIVE AT FEINSTEIN'S AT LOEWS REGENCY
rebecca kilgore(vo), harry allen(ts),
rossano sportiello(p), joel forbes(b), chuck riggs(ds)
2011/Arbors Records/
1 Your Mother's Son-In-Law (M.Holiner/A.Nochols)
2 Kilgore Introduction
3 You Can't Lose A Broken Heart (F.E.Miller/J.P.Johnson)
4 Them There Eyes (M.Pinkard/D.Tauber/W.Tracey)
5 That Ole Devil Called Love (D.Fisher/A.Roberts)
6 Foolin' Myself (J.Lawrence/P.Tinturin)
7 Introducing Harry Allen Quartet
8 Tickle Toe (L.Young)
9 Harry Allen Introducing "I Want To Be Happy"
10 I Want To Be Happy (I.Caesar/V.Youmans)
11 Getting Some Fun Out Of Life (E.Leslie/J.Burke)
12 The Blues Are Bresin' (E.D.Lange/L.Alter)
13 You're A Lucky Guy (S.Chaplin/S.Cshn)
14 I Wish On The Moon (D.Parker/R.Rainger)
15 Thank You
16 I'm Checking Out, Go-om Bye (D.Ellington/B.Strayhorn)
レベッカ・キルゴア(vo)は初見、ハリー・アレン(ts)・カルテットとの共演ライブ盤です。
今作は掘り出し物だったと思います。
ライブの臨場感が凄くてまさに目の前で見ているような気がしました。
ライブ盤も数多くあるけどそこまでの感覚になるのはめったにありません。
前回そう思ったのはダイアナ・ロス(vo)の「ストーレン・モーメンツ」(1993/Motown)でした。
所々にMCを入れながらそのままライブが進行していきます。
本当に目の前で見ている感じがします。
レベッカが素晴らしいと思う。
名手ハリー・アレンにもまったく見劣りせず、むしろそれ以上の貫禄を見せています。
落ち着いていて大人の雰囲気を醸し出し、滅茶苦茶に歌は上手いです。
今作は一応ビリー・ホリディ(vo)とレスター・ヤング(ts)に捧げる形になっています。
このライブを見た人は幸せだったでしょうね。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)