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Dragon's Jazz Corner

Ray Vega (tp)


*RAY VEGA SEXTET / SQUEEZE SQUEEZE

ray vega(tp), bobby porcelli(as), igor atalita(p)
gregg august(b), wilson "chembo" corniel(cong), adam weber(ds)
2004/PALMETTO RECORDS/

たまにはパーッと明るいジャズでもと思って選んだのがこのアルバムです。
レイ・ベガの軽快なトランペットが吹き抜けるラテン・ジャズの一枚です。
メンバーは新人でしょうか、アルトのボビー・ポルセリ、ピアノのイゴール・アタリタのプレイにも注目しました。
オリジナルが4曲、ウェイン・ショーター(ts)とマッコイ・タイナー(p)の曲が目を引きます。
ラテン・ジャズといっても以前はリズム重視でしたが今はより複雑でモダンな味付けがなされています。
それもそのはず、時代はすでにマッコイやショーターを聴いて育った世代に移っているからです。
他民族国家のアメリカではラテン・ジャズの人気も根強いものがあります。
むしろ今ではこちらの方が一般的で聴き易く売れ筋なのかもしれませんね。
多くのジャズ・プレイヤーがラテン・ジャズ系の作品を発表しているのがその証拠です。

(中間系)

[Black Nile], [Contemplation]