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Dragon's Jazz Corner
Prince Lasha (fl)
* PRINCE LASHA QUINTET / THE CRY !
prince lasha(fl), sonny simmons(as),
gary peacock(b) & mark proctor(b)(exsept2,7,8), gene stone(ds)
1962/Contemporary/
1 Congo Call
2 Bojangles
3 Green And Gold
4 Ghost Of The Past
5 Red's Mood
6 Juanita
7 Lost Generation
8 A.Y.
プリンス・ラシャ(as.fl)もまた記憶に残るフルート奏者です。
ラシャは1929年生まれ、テキサス州出身で2008年に79歳で亡くなっています。
フリー系ではあるけれど伝統に根差したジャズ・マンでエリック・ドルフィ(as,fl)に最も近い立ち位置にいました。
ここで共演しているソニー・シモンズ(as)とのコンビでも知られています。
全8曲は全てラシャとシモンズのオリジナルで占められています。
今作はピアノレスの2ベースに特徴がありました。
特に(1)「Congo Call」が印象的でベースとドラムスが当時流行したアフリカ回帰のリフ・リズムを刻む。
それにスピリチュアルなコルトーレーン・サウンドが乗るという構図になっています。
久し振りに聴くと新鮮な感じがしました。
そういえば最近このサウンドを踏襲しているグループを聴いたことがあります。
マイシャ(Maisha)は新世代UKジャズ・シーンを牽引する今最も注目を集めるグループだそうです。
往年のスピリチュアル・ジャズとアフロ・ビートやアフリカン・リズムを融合させるとあった。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(まじめ系)