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Dragon's Jazz Corner
Pierrick Pedron (as)
*PIERRICK PEDRON QUARTET / DEEP IN A DREAM
pierrick pedron(as)
mulgrew miller(p), thomas bramerie(b), lewis nash(ds)
2006/NOCTURNE/
1 Deep In A Dreap
2 Waltz For A King
3 You Are Laughing At Me
4 Change Partners
5 Lover
6 A Nightingale Sang In Berkeley Square
7 Tune Z
8 After You've Gone
9 It Never Entered My Mind
フランスのピエーリック・ペドロン(as)を聴くのは2回目になります。
前回はゴードン・ベック(p)のアルバムでした。
この人は間違いなく掘り出しものというか素晴らしいですよ。
最初は共演のメンバーに惹かれて購入したのですが、聴いた途端にそんなことは吹っ飛んでしまいました。
なめらかな音色、卓越したテクニック、よどみないフレーズ、その存在感は申し分ありません。
コメントではジェリー・バーゴンジ(sax)が絶賛、アレンジャーとしてリック・マルギッツア(sax)が参加していて、
期待の大きさがうかがえます。オーソドックスなメインストリーマーとして頭角を現すのは間違いありません。
チャーリー・パーカー〜ジャッキー・マクリーン〜ケニー・ギャレットの流れか。
メンバーもバッキングには定評のあるマルグリュー・ミラー(p)とルイス・ナッシュ(ds)とくれば鉄板でしょう。
オリジナルが2曲、スタンダードが7曲と構成もバランスが取れています。
但し、5曲目の終わりがプツンと切れていてスムーズでないのが残念でした。
バラードが好きなら名曲、(6)「A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY SQUARE」と(9)をどうぞ。
彼の実力を認めてか、サックス製造のセルマーとリード制作のヴァンドレンが協賛しているみたいです。
ジャケットにセルマーのマークがあるでしょう、裏にはヴァンドレンも。
こんなのは見たことがないので珍しいと思います。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)