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Dragon's Jazz Corner

Peter Zak (p)


*PETER ZAK TRIO / PETER ZAK TRIO
peter zak(p), paul gill(b), al foster(ds)
2005/STEEPLECHASE/

こちらのピアノ・トリオは至極オーソドックスでメインストリームな演奏を聴くことが出来ます。
全11曲中、オリジナルが7曲、その他4曲の構成です。
ピーター・ザク(p)は、アメリカ出身で今年で40歳になります。
解説によるとマッコイ・タイナー(p)とウィントン・ケリー(p)に最も影響を受けたとあります。
その他にもレッド・ガーランド(p)、ハービー・ハンコック(p)、ビル・エバンス(p)、
バド・パウエル(p)、ホレス・シルバー(p)、マイルス・デイビス(tp)などを良く聴いたそうです。
80年代後半からはピーター・バーンステイン(g)、エリック・アレキサンダー(ts)などと共演、
ライアン・カイザー(tp)やジョージ・コールマン(ts)、スコット・ハミルトン(ts)の作品にも参加しているようです。
これを見ると広く実力も認められていてそのキャリアも十分ですね。
これからも伝統的なジャズ・ピアニストとしての道を歩んでいくのではないでしょうか。
私にとってはやや刺激に欠けますが、安定感、安心感のあるトリオ・アルバムです。
ここではやはり、ベテランのアル・フォスター(ds)の存在が大きいと思いました。

(中間系)