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Dragon's Jazz Corner

Niels. H. O. Pedersen (b)


* NIELS. H. O. PEDERSEN TRIO / FRIENDS FOREVER
-In Memory Of Kenny Drew
niels.h.o.pedersen(b), renee rosnes(p), jonas johansen(ds)
1995/Key'stone/

1 Hushabye
2 Kenny
3 Someday My Prince Will Come
4 Elvira Madigan
5 Lullaby Of The Leaves
6 The Shadow Of Your Smile
7 Sometime Ago
8 Days Of Wine And Roses
9 Future Choild〜Friends Forever


ペデルセンはジャズ界で最も長い名前を持っているかもしれませんね。
Niels-Henning Orsted Pedersen
ニールス-ヘニング・オルステッド・ペデルセンが正式な名前です。
ヨーロッパのベーシストは60年代にこのニールス・ペデルセンの登場で一気に注目されることになりました。
強靭、強烈なベース・プレイという表現はペデルセンから始まったと思います。
最初は超絶技巧ばかりが目立ちましたが徐々にアメリカの伝統的なベース奏法も取り入れていくことになります。
共演のリニー・ロスネスは独特のタッチとタイミングの持ち主でカチッとした硬派のピアニストで個性的です。

こんなに甘く切ない調べが、かってあっただろうか・・・。
逝ってしまった最愛の友に捧げる、衝撃のケニー・ドリュー追悼集。
(帯中よりの抜粋)

「Swing Journal : ゴールド・ディスク」

(中間系




* ARCHIE SHEPP & NIELS=HENNING ORSTED PEDERSEN / LOOKING AT BIRD
archie shepp(ts), niels-henning orsted pedersen(b)
1980/SteepleChase/

1 Moose The Mooche
2 Embraceable You
3 Ornithology
4 Billie's Bounce
5 Yardbird Suite
6 Blues For Alice
7 How Deep Is The Ocean
8 Confirmation


先週に続いてアーチー・シェップ(ts)のデュオ・アルバムです。
今回の相手はニールス・ペデルセン(b)です。
シェップのチャーリー・パーカー作品集です。
聴いていて思うのはバードはやはりシェップにとっても「永遠のあこがれ」だったということ。
シェップも若い頃は一所懸命にバードの後姿を追っていた。

全8曲はバード作が5曲とその他3曲の構成です。
ペデルセンのベース・ラインに乗ってシェップが縦横無尽に展開する。
やっぱり何もかもが素晴らしいと思いました。
バードの(8)「Confirmatin」は難曲でサックス奏者が上手くなると必ずやりたがる曲です。
シェップもずいぶんと練習したと思いますよ・・・味わい深い演奏を聴かせてくれました。
ここでのペデルセンもまた聴きどころになりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)