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Dragon's Jazz Corner
Nat King Cole (vo,p)
* NAT KING COLE / NAT KING COLE BEST
nat king cole(vo,p)
/Capitol/
1 Unfogettable
2 Love
3 Autumn Leaves
4 It's Only A Paper Moon
5 Stardust
6 Mona Lisa
7 Route 66
8 Love Is A Meny Splendored Thing
9 Caravan
10 Too Young
11 Fly Me To The Moon
12 Enbraceble You
13 Just One Of Those Things
14 Nature Boy
15 Fascination
16 St.Louis Blues
17 Love Letters
18 Pretend
19 More
20 On The Street Where You Live
21 Tenderly
22 Sweet Lorraine
23 The Very Thought Of You
先週のフランク・シナトラに続いて今週はナット・キング・コールのベスト盤です。
この二人のベスト盤は数多く出ているのでどれを聴いてもそれほど差がないかも知れませんね。
かく言う私もキングコールのベスト盤は3枚目かな。
ナット・キング・コールは歌手としての方がもちろん有名だとは思います。
でもジャズ・ピアニストとしてのナット・コール・トリオもまた重要なんですね。
それは彼が組んだピアノ・トリオの編成にあります。
当時はドラムレスの「ピアノ、ギター、ベース」の組み合わせは斬新で魅力がありました。
現在でもピアノ・トリオの一つの形態として脈々と引き継がれています。
(くつろぎ系)
* NAT KING COLE / JUST ONE OF THOSE THINGS (AND MORE)
nat king cole(vo),
billy may orchestra
1987/Capitol/
1 When Your Lover Has Gone
2 A Cottage For Sale
3 Who's Sorry Now
4 Once In A While
5 These Foolish Things Remind Me Of You
6 Just For The Fun Of It
7 Don't Get Around Much Anyone
8 I Understand
9 Just One Of Those Thimgs
10 The Song Is Ended
11 I Should Care
12 The Party's Over
13 Day In - Day Out
14 I'm Gonna Sit Right Down
15 Something Makes Me Want To Dance With You
コロナの外出自粛の影響で昔に先祖帰りしてました。
特に1940〜50年代のビック・バンド・ジャズを聴けたのは良かったです。
今ではほとんど聴くことがなかった古くて良い曲にまた出会えたから。
「Time On My Hands」、「Once In A While」、「There's A Smoll Hotel」など。
曲目から歌手や演奏者を探す楽しみが増えました。
先週のダイアナ・ロスは「There's A Smoll Hotel」で見つけた。
キング・コールの今作は「Once In A While」からたどり着きました。
ナット・キング・コール(vo)は男女を問わず現代のジャズ・ヴォーカリストのバイブルになっています。
歌っている曲も数多いのでその影響力は大きい、男性ではフランク・シナトラ(vo)と双璧でしょうね。
キング・コールはヒット曲が多いのでどちらかというとポピュラー側に日が当たっている気がします。
今作が興味深いのはジャズ・ヴォーカリストとしてのキングコールに焦点があることです
ビリー・メイ・オーケストラをバックに本格的にジャズに向き合いその実力を十分に発揮しています。
「Once In A While」、「Who's Sorry Now」、「Just One Those Things」、「I Should Care」が良かった。
実に豪華な仕上がり、まろやかで包まれるような歌声と軽快なスイング感が何とも心地良いです。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)