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Dragon's Jazz Corner
Native Son (grp)
*NATIVE SON / COAST TO COAST
本田竹広(key),、峰厚介(ts,ss)、福村博(tb)、
大出元信(elg)、ロミー木下(elb),、村上寛(ds)
1980/JVC/
Side A
1 Wind Jammer
2 Coke Screw
Side B
1 Sexy Lady
2 Savanna Hot-Line
Side C
1 Autumn Dreams
2 Orange Sunshine
3 Racing Around
Side D
1 Jay Walk
2 Super Safari
1980年代といえば日本はバブルの最盛期で最も勢いがあった時代です。
やりたい放題である意味世界の顰蹙をかっていた。
アメリカでも不動産を買いあさっていた時期でアメリカも快く思ってはいなかった。
そんな時に「ネイティブ・サン」がジャズの本場のニューヨークに乗り込んで作った作品です。
まぁね、怖いものは何もないという感じかな。
竹広さんと厚介さんの二枚看板に福村さんのトンボーンが加わってサウンドが分厚くなりました。
フュージョンほど軽くなくジャズほど重たくないちょうどいい案配の二枚組です。
この心地良さにはいつまでも浸っていたいと思ってしまう。
(くつろぎ系)
* NATIVE SON / NATIVE SON
本田竹広(key), 峰厚介(ts,ss),
大出元信(elg), 川端民生(elb), 村上寛(ds)
1978/JVC/
Side A
1 Bump Crusing
2 Heat Zone
3 Breezin & Dreamin
4 Wind Surfing
Side B
1 Whispering Eyes
2 Wilight Mist
3 Super Safari
4 Whiepering Eyes
日本のフュージョン人気に火を付けたのが先週紹介した渡辺貞夫(as)さんです。
多くのジャズメンがフュージョンに向かっていた、そんな時代もありました。
中でも鬼才本田竹広(p)さんを中心にした「ネイティヴサン」は忘れてはならないグループです。
ジャズ・フィーリングに満ちた切れっ切れのフュージョン・サウンドを聴かせてくれました。
竹広さんと峰厚介(ts)さんのコンビネーションが最大の聴きどころになります。
竹広さん、川端民生(b)さん、大出元信(g)さんは早くに亡くなってしまいました。
現在は峰さんと村上寛(ds)さんが健在で二人共に第一線で活躍中なのが嬉しいです。
ジャケットを見ていて気付いたことがあります。
この頃ジャズメンの間ではむさくるしい髭スタイルが流行っていました。
(くつろぎ系)