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Dragon's Jazz Corner
Monty Alexander (p)
*MONTY ALEXANDER TRIO / LOVE ME TENDER
monty alexander(p), hassan shakur(b), willie jones V(ds)
2011/Venus/
通りすがりのCDショップで見つけた1枚です。
モンティ・アレキサンダーのデビュー50周年記念アルバムだそうです。
私にとってのモンティはいつも同じスタイルでそこに居てくれるという感じがします。
凄くもないけど裏切られることもない安心感のあるピアニストです。
だから時々は聴きたくなります。
曲目で引かれたのは(1)「A BEAUTIFUL FRIENDSHIP」と(3)「COME FLY WITH ME」でした。
(5)「I'VE NEVER BEEN IN LOVE BEFORE」や(6)「A HOUSE IN NOT A HOUSE」も素敵な曲だね。
いつものようにスイング感溢れる演奏は相変わらず、バラードは美しく爽やかな趣があります。
リラックスしていて明るく弾んで楽しい・・・手慣れたベテランの味わいです。
(くつろぎ系)
*MONTY ALEXANDER TRIO / ECHOES OF JILLY'S
monty alexander(p), john patitucci(b), troy davis(ds)
1997/Concord/
モンティ・アレキサンダーのフランク・シナトラ・トリビュート盤です。
シナトラ名唱の曲を取り上げています。
「I've Got You Under My Skin」、「The Summer Wind」、
「You Make Me Feel So Young」、「I'm A Fool To Want You」、
「Just One Of Those Things」、「All The Way」、「Fly Me To The Moon」、
「Angel Eyes」、「Come Fly With Me」、「Here's That Rainy Day」、
「Strangers In The Night」、etc
*TRIO SUPREME / MASQUERADE IS OVER
monty alexander(p), ron carter(b), ed thigpen(ds)
1996/Meldac Jazz/
最も歌うピアニスト、モンティ・アレキサンダー。
最も知的なベーシスト、ロン・カーター。
センシティヴなドラマー、エド・シグペンの3巨人が本国話題の中、初共演!
ジャズの醍醐味を満喫できることうけあい!
(帯中よりの抜粋)
[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]
「Caravan」、「Autumn Leaves」、「The Masquerade Is Over」、
「Who Cares」、「Satin Doll」、「Feel Like Making Love」
*MONTY ALEXANDER TRIO / STEAMIN'
monty alexander(p), ira coleman(b), dion parson(ds)
1995/Concord/
切れ味の良いピアノ・トリオが聴けます。
あまり知られていないスタンダードを取り上げて新鮮です。
*MONTY ALEXANDER & REGGAE BAND / MANY RIVERS TO CROSS
monty alexander(p), ernest ranglin(g), arturo tappin(sax),
glen brownie(b), desi jones(ds), etc
1995/Meldac Jazz/
モンティ・アレキサンダーのレゲエ・ジャズ・アルバムです。
ジャマイカ出身のモンティなればこその作品。
ジミー・クリフやボブ・マーレーの曲も聴けます。
*MONTY ALEXANDER TRIO / TRIPLE SCOOP
monty alexander(p), ray brown(b), herb ellis(g)
2002(1989,1988,1982Rec)/Concord/
モンティ・アレキサンダー(p)、レイ・ブラウン(b)、ハーブ・エリス(g)のトリオ。
3枚をCD2枚にまとめたコンピレーション盤です。
5曲が追加収録されています。
「Body And Soul」、「But Not For Me」、「Smile」、「I'll Remember April」、
「Polkadots And Moonbeams」、「Secret Love」、「My One And Lonly Love」、
「The Will Never Be Another You」, etc
*MONTY ALEXANDER TRIO / IN TOKYO
monty alexander(p), andy simpkins(b), frank gant(ds)
2004(1979Rec)/PABLO/
モンティ・アレキサンダーは好きなピアニストです。
1979年の初来日コンサートを東京芝の郵便貯金ホールに見に行きました。
実はこのアルバムのことをジャズ仲間のNさんから聞いた時は不思議に思いました。
私はこの「In Tokyo」を持っていなかったのです。
ライブ盤ならば「見逃すはずないのになぁー、なぜだろう」とずっと考えていました。
>(「In Tokyo」はスタジオ録音なんですけど、日本でのライヴ録音は残ってるんでしょうか」)
このNさんのコメントで納得しました。
多分その時にはスタジオ盤なので急ぐことはないと思って、そのまま忘れてしまったアルバムだろうと思います。
早速、注文して入手しました。
今作は録音が個性的・・・スイング感溢れる強烈なピアノとゴツゴツとしたベース音が生々しく迫ってきます
スタジオ録音でもすぐ目の前で演奏しているような感じでまるでライブ盤のようです。
それで先日の「新作アンプ試聴会」にも持って行って聴かせてもらいました。
CDには(9)、(10)、(11)がボーナス・トラックとして追加されていて、魅力ある曲目からも見逃せないところです。
コンサートでは モンティの歌も聴きたかったけれどこの時は歌ってくれませんでした。
若い頃はジャズ・クラブで弾き語りをやっていたみたいでキングコールみたいな感じです。
来日記念盤では1曲披露してくれていたのでライブでもてっきり歌ってくれるものと思っていました。
聴けなくてガッカリしたのを今でもよく覚えています。
モンティは「Live! Montreux Alexander」(1976)で大ブレイクして一躍ジャズ・シーンの桧舞台に登場してきました。
モントリューからはミシェル・ペトルチアーニやゴンザロ・ルバルカバも同じ道を通っていますね。
カムバック派ではレイ・ブライアントがつとに有名です。
[ ドラゴン流目立たないけどいいアルバム ]
(中間系)