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Dragon's Jazz Corner

Michael Kanan (p)


* MICHAEL KANAN & DAVID SILLS DUO / THE SWEETEST MELODY
michael kanan(p), david sills(ts)
2012/Gut String/

1 Wrap Your Troubles In Dream
2 All The Things You Are
3 Gone With The Wind
4 Get Out Of Town
5 Blues In Ten
6 Sweet And Lovely
7 I Let A Song Go Out Of My Heart
8 I'll Be Seeing You
9 How Little We Know
10 Stairway To The Stars
11 Milestones


「The Sweetest Melody」の表題に惹かれて入手しました。
それに中堅プレイヤーのマイケル・カナン(p)とデヴィッド・シルズ(ts)の組み合わせにも興味を引かれた。
デュオ・アルバムも数多く存在するけれど私は刺激的であるほど面白いと思っています。
ガチンコ勝負のぶつかり合いがいいです。

全11曲は(5)のシルズのオリジナルを除いてスタンダード曲の構成です。
思ったよりずっと大人しい仕上がりでした。
淡々と流れていく・・・二人は多分、同じような感覚を持つミュージシャンだと思います。
優等生的で調和重視型は刺激を求める私にはちょっと合わなかったです。

(くつろぎ系)




*MICHAEL KANAN TRIO / THE GENTLEMAN IS A DOPE
michael kanan(p), ben street(b), tim pleasant(ds)
2002/FRESH SOUND/

マイケル・カナン(p)は初めて聴きましたがやわらかいタッチの持ち主です。
弾き過ぎないのも魅力でゆったりとした気分で聴くことが出来ました。
レニー・トリスターノ(p)〜サル・モスカ(p)とセロニアス・モンクに影響を受けたようです。
全9曲、オリジナルが3曲で最初の曲がトリスターノ派のリー・コニッツ(as)、
最後の曲にモンクを選曲しているあたりにそのスタンスがうかがえます。
大人しい感じですがもちろん個性はありますよ。
就寝時のBGMにいかがでしょうか。

(中間系)