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Dragon's Jazz Corner
Masayuki Kume 久米雅之 (ds)
*MASAYUKI KUME QUINTET / 21
久米雅之(ds)、関根敏行(p)、佐瀬正(b)、
井上淑彦(ts,ss)、秋山卓(as)
2009/Nonet/
久米雅之(ds)さんのニュー・アルバムです。
1曲を除いて全て自身のオリジナルで占められています。
ドラマーのリーダー作は数多くありますが全部が自分のオリジナルというのは珍しいと思います。
聴いてもらえば一目瞭然、久米さんにはメロディ・メーカーとしての才能もあります。
このグループの特徴的サウンドは爽やかな南風のイメージでまろやかな感じがします。
そういう意味では(1)「VERDE」が一番のお気に入りになりました。
最近とみに好きな曲の(4)「A FOGGY DAY」が入っていたのも購入のきっかけになりました。
このアレンジがカッコ良かったし、このグループの実力を知る演奏になっています。
バラードの(5)「REQUIEM」も切なく美しかったのでこちらを一番手に取る人が多いかもしれません。
最初から最後まで1曲1曲をじっくりと聴いていくと味のある仕上がりになっています。
さて、メンバーを見てみると関根敏行さんのピアノに注目するファンも多いでしょうね。
私の周りにもこの関根さんと井上淑彦(ts)さんに心酔するジャズ仲間がいます。
佐瀬正さんは太くて温かい音を出すベーシストです。
先日も書きましたが期待の秋山卓(as)さんは体調を崩して休養中とのことです。
一日も早い回復を祈りたいと思います。
--帯中よりの抜粋--
「ドラムが歌う楽器だなんて知らなかった。 久米さんに会うまでは・・・」
--チャカ--
(中間系)