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Dragon's Jazz Corner
Marc Copland (p)
*MARC COPLAND TRIO / BRAND NEW
marc copland(p), john abercrombie(g), kenny wheeler(p,fhn)
2004/CHALLENGE JAZZ/
マーク・コープランド(p)、ジョン・アバークロンビー(g)、ケニー・ホイーラー(tp、fhn)の組み合わせです。
以前ならかなり変則的な編成ですが近年は色々な組み合わせのジャズが楽しめるようになりました。
このメンバーならある程度の仕上がりの予想がついてしまうのがつらいところかもしれませんね。
それでどうするのか、迷いましたが聴きたい気持が強くて結局購入してしまいました。
やはりというか、静謐感溢れるクールな演奏でECMサウンドそのものでした。
叙情的なピアノと透明感漂うギターと牧歌的なトランペットの絡みには癒されました。
メンバーのオリジナルが7曲、その他2曲の構成になっています。
疲れた心身を癒すには最適なアルバムで、ハイテンションな気持をクールダウンしてくれると思います。
欲を言えばもう2、3曲のスタンダードを演奏して欲しかったです。
(中間系)
*MARC COPLAND TRIO / HAUNTED HEART & OTHER BALLADS
marc copland(p), drew gress(b), jochen rueckert(ds)
2002/HATOLOGY/
1 My Favorite Things 1
2 Crescent
3 Dark Territory
4 Greensleeves
5 When We Dance
6 My Favorite Things 2
7 Soul Eyes
8 It Ain't Necessarily So
9 Easy To Love
10 Haunted Heart
11 My Favorite Things 3
マーク・コープランド(p)はビル・エバンス〜キース・ジャレットのライン上にあります。
特に深く沈み込むようなリリシズムが持ち味です。
ジャズ・プレイヤーには楽器の持ち替えがよくありますがまったく変えてしまうのは珍しいですね。
有名なところではギターからハーモニカのトゥーツ・シールマンスでしょうか。
このマーク・コープランドも元はプロのアルト・サックス奏者ですがピアニストに変身しました。
ホーン奏者のデュオ相手に選ばれることが多いのはそんな関係もあるかもしれません。
何か良いピアノ・トリオはないものかと探していたら、これがふと目に留まりました。
録音は2001年とちょっと前ですがスタンダードのバラードが中心、叙情感溢れる演奏で楽しめます。
「ドラゴン流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*MARC COPLAND TRIO / THAT'S FOR SURE
marc copland(p), john abercrombie(g), kenny wheeler(tp,fhn)
2001/CHALLENGE REC/
マーク・コープランド(p)、ジョン・アバークロンビー(g)、ケニー・ホイラー(tp)のトリオ作品です。
ピアノ、ギター、トランペットというのも珍しい組み合せですね。
9曲中、8曲がメンバーのオリジナルで占められていまして新鮮な感覚で聴くことが出来ました。
メンバー的に大人しい印象ですがベテラン3人の冷静なインター・プレイが楽しめます。
落ち着いた仕上がりの作品なのでくつろぎのひと時のBGMにはいかがでしょうか。
サウンドといいジャケットといい、ヨーロッパ・ジャズそのものの雰囲気を持っています。
「How Deep Is The Ocean」
(中間系)
*MARC COPLAND TRIO / WHAT'S GOING' ON
marc copland(p), dieter ilg(b), jeff hirshfield(ds)
1994/Jazzine/
静謐なマーク・コープランドが演奏する「What's Going' On」です。