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Dragon's Jazz Corner
Manuel Rocheman (p)
*MANUEL ROCHEMAN TRIO / DANCE CACTUS
manuel rocheman(p), scott colly(b), antonio sanchez(ds)
2007/NOCTURNE/
1 Aulnary Blue
2 You Must Believe In Spring
3 Batida de Coco
4 Cactus Dance
5 So Tender
6 Prato Feito
7 Comrade Conrad
8 I Do It For Your Love
9 El Mosquito
10 Waltz For Marianne
11 I Love You (7/4 Version)
12 I Love You (4/4 Version)
マヌエル・ロシェマン(p)は初見、最初の一音でグイと引き込まれてしまいました。
オリジナルの1曲ですが抜群のノリはこのトリオの魅力が全開です。
アルバムの評価の仕方は人それぞれだと思いますが私は第1曲目を最重要視しています。
作る側の立場からするとまずは第1曲目で聴く者を惹きつけたいと思うのが普通でしょうね。
それだけに1曲目に何を持ってくるかは大問題で「始め良ければ全て良し」とも言えます。
2番目が表題曲の出来がどうか・・・これも表題にするくらいなら良いと思うのが普通だからです。
3番目が好きな曲や知った曲を聴いてみて吟味するという順番です。
全12曲中、オリジナルが5曲、その他が7曲の構成です。
ビル・エバンス(p)とキース・ジャレット(p)の曲が入っているので二人に影響を受けたのは一目瞭然です。
スコット・コーリー(b)とアントニオ・サンチェス(ds)の強力なバックにも魅力があります。
相性がピッタリとはいきませんが初顔合わせのスリルもあるし興味深い組み合わせだと思います。
”NOCTURNE”レーベルはフランス盤、また強力なピアニストが登場しました。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)