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dragon's Jazz Corner

Makoto Ozone 小曽根真(p)


*MAKOTO OZONE TRIO / REBORN
小曽根真(p)、ジェームス・ジナス(b)、クラレンス・ペン(ds)
2003/Verve/


「Pennies From Heaven」、「Caravan」、「On Green Dolphin Street」、
「Everything Happens To Me」、「It's All Right With Me」

小曽根真を中心とするザ・トリオの作品。
小曽根真のスタンダード中心は珍しいと思います。
「ドラえもんのうた」が入っているので聞き逃しのないように。




*MAKOTO OZONE "THE TRIO" / SO MANY COLORS
makoto ozone(p), james genus(b), clarence pen(ds)
2001/VERVE/

小曽根真の新作は小曽根を中心にメンバーのオリジナルで構成されています。
これが現在の小曽根が目指しているジャズの方向なんでしょうか。
これは正直に言って非常に評価がむずかしい作品でした。
題名通り幅広い音楽を取り上げていますからトリオの全体像を掴むには便利でしょうね。
1曲1曲を聴くとトリオとしての完成度は非常に高いし密度も濃いと思います。
だけど乗れるかと言うとイマイチの感じがするのはアルバムに一貫性がないからかも知れません。
演奏者がやりたい事と聴く方が聴きたい音楽との接点は本当にむずかしいですね。

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(まじめ系)




*MAKOTO OZONE / PANDORA
makoto ozone(p), james genus(b), clarence penn(ds)
guest: branford marsalis(ts,ss)
2000/VERVE/

日本が世界に誇るピアニスト、小曽根真の「ザ・トリオ」・シリーズの5作目です。
前作の「NO STRINGS ATTACHES」では正直遊び心を感じてしまいました。
次回はメンバーを変更しないとむずかしいと思っていましたが案の定ベースを替えてきましたね。
結果的にはこれが大正解です。再び緊張感が戻ってスイング感溢れるピアノが聴けます。
2曲にバークリー時代の同級生、ブランフォード・マルサリスが参加しています。
ニューヨークに居を構えて本格的にアメリカで演奏活動を開始したそうです。
頑張れ、小曽根真さん。

[ Swing Journal :ゴールド・ディスク ]

(まじめ系)




*MAKOTO OZONE / NO STRINGS ATTACHED
makoto ozone(p), kiyoshi kitagawa(b), clarennce penn(ds)
1999/VERVE/

私が最も注目している日本人ジャズ・プレイヤーは小曽根真です。
この作品は同じ「ザ・トリオ」による4作目になります。
前3作が素晴らしい出来だったので、さすがに今回はまとめるのに苦労しました。
一曲づつ聴けばむろん悪くないですが、アルバムに一貫性が感じられません。
ジャケット同様に残念ながら遊び心が入ってしまいました。
次はメンバーを替えるか、ゲストを入れるかのどちらかだと思います。

(中間系)



*MAKOTO OZONE / DEAR OSCAR
makoto ozone(p), kiyoshi kitagawa(b), clarence penn(ds)
1998/Verve/

最近の小曽根真は、好調だと思います。コンスタントにトリオのアルバムを
出していますが、それぞれ楽しんで聞かせてもらっています。
これは、オスカー・ピーターソンに捧げたアルバムです。
ここでは、2曲目TEST OF TIME という曲がいいですね。 


(中間系)




*MAKOTO OZONE / THREE WISHES
makoto ozone(p), kiyoshi kitagawa(b), clarence penn(ds)
wallace roney(tp)
1998/Verve/

最近の小曽根真は絶好調、ここでも聞かせます。
ゲストは、ウォレス・ルーニーです。

(中間系)




*MAKOTO OZONE TRIO / NATURE BOYS
makoto ozone(p), john patitucci(b), peter erskine(ds)
1995/Verve/

世界のOZONE、待望のスーパー・ピアノ・トリオ登場。
演奏、選曲、アレンジ、録音、そして参加ミュージシャン、
どれをとっても第一級の水準を誇る大傑作アルバム。
(帯中よりの抜粋)

世界の小曽根はさすがの演奏です。




*MAKOTO OZONE TRIO WITH STRINGS / WALK ALONE
makoto ozone(p), marc johnson(b), peter erskine(ds)
1992/JVC/

ニューヨーク・メモアール。シネマのように時は流れ・・・
小曽根真が全幅の信頼を寄せるマーク・ジョンソン(b)、ピーター・アースキン(ds)による
リズム・セクションと20名のストリングス・オーケストラという編成で送る珠玉のバラード集。
(帯中よりの抜粋)

私はこれでOZONEに心底痺れた。
私の中では今でもこれがベスト・アルバムです。