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Dragon's Jazz Corner

Les McCCANN (vo,p)


*LES McCANN / IN NEW YORK
les maccann(vo,p), stanley turrentine(ts), blue mitchell(tp),
frank hanes(ts), herbie lewis(b), ron jefferson(ds)
2011(1961/Rec)/Pacific Jazz/

ジャズ廉価版、999シリーズの1枚です。

グルービィでソウルフルなピアノを堪能できる「イン・サンフランシスコ」と並ぶ
もう一つの傑作ライブ盤
(帯中よりの抜粋)




*LES McCANN / SINGS
les maccann(vo,p), gerald wilson orchestra
2011(1961/Rec)/Pacific Jazz/

ジャズ廉価版、999シリーズの1枚です。
レス・マッキャンのヴォーカル・アルバムです。
まずは私の持っていたイメージとだいぶ違うので驚きました。
マッキャンといえばエディ・ハリス(ts)と組んだヒット作「スイス・ムーブメント」がありますね。
1969年のスイス、モンタレー・ジャズ・フェスティバルのライブ盤です。
ここで歌われた「Compared to What」の一発にマイッた人も多いと思います。
私にとっても強烈な印象を残した1曲でした。

ソウルフル・・・その思い込みでこれを聴くと全然違いました。
オーソドックスでメインストリームなジャズ・ヴォーカル・アルバムです。
深く甘い歌声で声量も十分、ジェラルド・ウィルソン・オーケストラをバックに堂々としたものです。
これはマッキャンがヴォーカリストしても評価が高いのも当然だと思いました。
スロー・テンポの(5)「BUT NOT FOR ME」やスイング感溢れる(12)「BYE BYE BLACK BIRD」は新味です。
あちこちにソウルな味付けもあるのでそれらも聴きどころになると思います。

(くつろぎ系)