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Lee Mogan (tp)
*LEE MOGAN / THE LAST ALBUM
lee morgan(tp,flh), billy harper(ts), grachan moncur(tb), bobbi humphrey(fl)
harold mabern(p), jymie merritt(eb), reggie workman(b), freddie waits(ds)
1971Rec/Blue Note/
リー・モーガンのラスト・アルバム、以前アナログ2枚組で出た再発売ものです。
コルトレーン派の若きビリー・ハーパーが一番の聴きものです。
ボビー・ハンフリーとグラチャン・モンカーの参加もうれしい。
アナログ2枚が、CD1枚ですから、お買い得ですよ。
(まじめ系)
*LEE MORGAN / LIVE AT THE LIGHTHOUSE
lee morgan(tp, flh), bennie maupin(ts, fl, bcla),
harold mabern(p), jymie merritt(b), micky roker(ds)
1970Rec/Blue Note/
1970年7月10,11,12日、カリフォルニア、「ライト・ハウス」でのライブ盤3枚組です。
リー・モーガン・ブループの一丸となった圧倒的な演奏が聴けます。
LP未収録の8曲が追加され、あの大ヒット曲の「The Sidewinder」も入りました。
さらにゲストにジャック・ディジョネット(ds)が「Speedball」に参加しているのも嬉しい。
全てが10分以上、最も長い「Absolutions」は22分を超える長丁場です。
3時間・・・CDならではの充実した内容になっています。
*LEE MOGAN SEXTET / THE PROCRASTINATOR
lee morgan(tp), wayne shoter(ts), bobby hutcherson(vib),
herbie hancock(p), ron carter(b), billy higgins(ds)
1967Rec
lee morgan(tp), julian priester(tb), george coleman(ts),,
harold mabern(p), walter booker(b), mickey roker(ds)
1969/Blue Note/
67年と69年に録音された未発表セッション。
後半のメンバーが新鮮です。
*LEE MOGAN SEXTET & QUINTET / THE SIXTH SENSE
lee morgan(tp), jackie mclean(as), frank mitchell)ts),
cedar walton(p), victor sproles(b), billy higgins(ds)
lee morgan(tp), frank mitchell(ts),
harold mabern(p), mickey bass(b), billy higgins(ds)
1968Rec/Blue Note/
LP収録の6曲にクインテットの3曲が追加されました。
*LEE MOGAN SEXTET / TARU
lee morgan(tp), bennie maupin(ts), george benson(g),
john hicks(p), reggie workman(b), billy higgins(ds)
1968Rec/Blue Note/
ジョージ・ベンソンが参加。
*LEE MOGAN QUINTET / SONIC BOOM
lee morgan(tp), david fathead newman(ts),
cedar walton(p), ron carter(b), billy higgins(ds)
1967Rec/Blue Note/
67年に録音された未発表セッション。
デヴィッド・ニューマンとの共演が新鮮です。
*LEE MOGAN / STANDARDS
lee morgan(tp), julian priester(tb), wayne shoter(ts),
pepper adams(bs), herbie hancock(p), ron carter(b), mickey roker(ds)
1967Rec/Blue Note/
67年に録音された未発表スタンダード作品集。
*LEE MOGAN QUINTET / THE RAJAH
lee morgan(tp), jhank mobley(ts),
cedar walton(p), paul chambers(b), billy higgins(ds)
1966Rec/Blue Note/
80年代に発掘されたリー・モーガンの未発表セッションです。
人気盤「カリスマ」に続く録音になります。
お蔵入りの理由は定かではないけれどやはり今ひとつ覇気がありません。
表題曲の(2)「The Rajah」はこの頃のモーガンの定番のジャズ・ロック調。
*LEE MOGAN SEXTET / CHARISMA
lee morgan(tp), jackie mclean(as), hank mobley(ts),
cedar walton(p), paul chambers(b), billy higgins(ds)
1966Rec/Blue Note/
お馴染みのメンバーによるリー・モーガンのアルバムです。
全6曲は自身のオリジナル4曲とデューク・ピアソン、シダー・ウォルトンが1曲づつ」です。
ジャズ・ロック調の(1)「Hey Chico」、甘く切ないピアソンの(4)「Sweet
Honey Bee」など。
もっともブルー・ノートっぽいバップ曲の(5)「The Murphy Man」が秀逸です。
*LEE MOGAN QUINTET / INFINITY
lee morgan(tp), jackie mclean(as),
larry willis(p), reggie workman(b), billy higgins(ds)
1965Rec/Blue Note/
「コーン・ブレッド」に続くアルバム。
ピアノはラリー・ウィリスで純ジャズ路線を聴かせます。
*LEE MOGAN SEXTET / CORNBREAD
lee morgan(tp), jackie mclean(as), hank mobley(ts),
cedar walton(p), larry ridley(b), billy higgins(ds)
1965Rec/Blue Note/
突っ張らかってきたリー・モーガンもようやく落ち着いてきた感じがします。
ジワーっと聴かせる大人のジャズです。
全5曲は自身のオリジナル4曲とその他1曲です。
ジャズ・ロック調の(1)「Cornbread」はお決まりの選曲。
最近、ライブで聴くことも多いボサノバの「Ceora」なんかは最高。
スタンダードの「I'll Wind」も聴かせます。
バラエティに富んだ選曲でモーガン節が満喫できます。
*LEE MOGAN SEXTET / TOM CAT
lee morgan(tp), jackie mclean(as), curtis fuller(tb),
mccoy tyner(p), bob cranshaw(b), art blakey(ds)
1964Rec/Blue Note/
リー・モーガンのお蔵入り、発掘発売のアルバムです。
大ヒット盤「サイド・ワインダー」のラインを継承されたものかもしれませんね。
でも内容はまったくの硬派になりました。
ここではジャッキー・マクリーンが絶好調で聴きどころになります。
*LEE MOGAN SEXTET / SEARCH FOR THE NEW LAND
lee morgan(tp), wayne shoter(ts), grant green(g),
herbie hancock(p), reginald workman(b), billy higgins(ds)
1964Rec/Blue Note/
あのジャズ・ロックの大ヒット盤「サイド・ワインダー」の次に発売されたアルバム。
全曲モーガンのオリジナルです。
タイトル曲は15分強でまったく趣の違ったリアル・ジャズ路線です。
もっともその他の曲は比較的軽めな展開になっています。
グラント・グリーンの影が薄いのが残念。
* LEE MORGAN QUINTET / THE SIDEWINDER
lee morgan(tp), joe henderson(ts),
barry harris(p), bob cranshaw(b), billy higgins(ds)
1963/Blue Note/
Side A
1 The Sidewinder
2 Totem Pole
Side B
1 Gary's Notebook
2 Boy, What A Night
3 Hocus-Pocus
ジャズ・ロックと呼ばれるジャンルに先鞭をつけたのはリー・モーガン(tp)の今作でした。
8ビート・ジャズ、初めて聴いた時には「滅茶苦茶にカッコイイなぁ〜」と思いました。
ジャズ・ロックの主役はやっぱりトランペットが一番しっくりきます。
多分、ブルーノートでも一番売れたアルバムじゃないかな。
なにしろビルボード誌の上位にランクされたくらいでジャズ・ファン以外にも人気がありました。
メロディがダンサブル、8ビートはリズミカルで聴き易く売れる要素が揃っていました。
今回久し振りに聴いたけどやっぱり気分が高揚して熱くなりましたよ。
柳の下の二匹目のドジョウを狙ったものに↓の作品があります。
日本童謡の「月の砂漠」のジャズ・ヴァージョンが聴きどころになります。
*LEE MORGAN QUINTET / THE RUMPROLLER (1965/BN4199)
lee morgan(tp), joe henderson(ts),
ronnie mathews(p), victor sproles(b), billy higgins(ds)
(くつろぎ系)
*LEE MOGAN QUINTET / EXPOOBIDENT
lee morgan(tp), clifford jordan(ts),
eddie higgins(p), art davis(b), art blakey(ds)
1960Rec/Vee Jay/
フロント2管の相手はクリフォード・ジョーダン(ts)。
ここはエディ・ヒギンス(p)の参加が貴重ですね。
この一作で表舞台から姿を消してしまいました。
後年、ヴィーナス・レーベルから好盤を連発して人気を博したのはご承知の通りです。
[Easy Living], [Just In Time],
* LEE MORGAN SEXTET / LEE MORGAN VOL.3
lee morgan(tp), gigi gryce(as,fl), benny golson(ts),
wynton kelly(p), paul chambers(b), charlie parsip(ds)
1957/Blue Note/
Side A
1 Domingo
2 Hasaan's
Side B
1 I Remember Clifford
2 Mesabi Chant
3 Tip-Toeing
私がブルーノート盤を聴き始めて一番欲しかったのはリー・モーガン(tp)の今作「Vol.3」でした。
リー・モーガンには1500番台に5枚の作品があります。
ブルーノート盤は輸入盤に日本語解説を付けて販売していた時期がありました。
でもそれは新譜だけでさすがに1500番台になると入手困難でした。
ないとなればどうしても欲しくなるのが悪いクセで「どうにかならないものか」とずっと思っていました。
事実、米軍キャンプ近くの質屋探しもしたことがありますよ。
でもどうにもならなくて結局は日本の会社が版権を得るまで待たねばなりませんでした。
最初はキングだったかな?
待望の1500番台のレコードが発売された時は本当に嬉しかったのをよく覚えています。
ここでの目玉は当然ながらベニー・ゴルソン(ts)が故クリフォード・ブラウン(tp)に捧げた名曲にあります。
「I Remember Clifford」・・・若き天才トランぺッターのリー・モーガンが渾身のプレイを聴かせています。
だからかな、モーガンのBN盤では最も入手が難しかったレコードです。
この曲は今でも演奏されることが多いけどこのセッションを超える演奏はないような気がする。
ここにはモーガンとゴルソンに才人ジジ・グライス(as,fl)がフロント3管に参加しています。
加えてウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、チャーリー・パーシップ(ds)のリズム・セクションです。
ちなみにジジ・グライスもウィントン・ケリーもBNにリーダー正規盤がないので初期の貴重な音源になりますね。
(中間系)
*LEE MOGAN QUINTET / INTRODUCING
lee morgan(tp), hank mobley(ts),
hank jones(p), doug watkins(b), arthur taylor(ds)
1956Rec/Savoy/
リー・モーガンの記念すべきデビュー作。
モーガンこの時弱冠18歳、ブルーノートの「Indeed}の翌日の録音です。
でも出たのはこちらが早かった。
アップ・テンポはともかくバラード奏法が素晴らしいです。
「P.S. I Love You」・・・「18歳でこれだもんなぁ〜」という感じがする。
ハンク・モブレイの「That's All」にも痺れた。
[Softly, As In A Morning Sunrise], [P.S.I Love You],
[Easy Living], [That's All]