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Dragon's Jazz Corner

Kent Langtheler Seven (grp)


*KENT LANGTHALER SEVEN / HEAD IN
oliver kent(p), uli langthaler(b), mario gonzi(ds),
jorg engels(tp), thomas kugi(bs), johannes enders(ts), johannes herrlich(tb)
2009/ATS Records/

ドイツ系オリバー・ケント(p)とユリ・ラングザラー(b)の双頭セプテットのアルバムです。
オリジナルが5曲にジョー・ザビヌル、ビリー・ストレイホーン、オスカー・ペティフォードが取り上げられています。
4管編成の演奏はめったに聴くことはないのでしごく新鮮な感じがしました。
ここではトランペットが効果的な役割、軽快でサウンドがぐっと引き締まります。
以前、ケントの作品を買ったことがありますがその時もヨハネス・エンダース(ts)が共演していました。
4管ですが管はあくまで脇役で明らかに主役はピアノ・トリオだと思います。
分厚いアンサンブルをバックにオリバー・ケントのピアノが疾走するという趣向です。
今作はなんといってもケントのピアノが光る一枚です。
ベスト・トラックはザビヌルの(4)「HIPPADELHIA」か。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)