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Dragon's Jazz Corner
Karl Olandersson (tp)
*KARL OLANDERSSON QUARTET / PLAYS STANDARDS
karl olandersson(tp,vo),
daniel tillingi(p), martin sjostedt(b), mattias puttonen(ds)
2010/Stockholm Jazz/
1 The Groove Merchant
2 Est Of The Sun
3 Cochise
4 You Don't Know What Love Is
5 Stardust
6 Just Friends
7 Donna Lee
8 If I Were A Bell
9 It Might As Well Be Spring
10 Caravan
11 In A Mellow Tone
12 I Can't Get Started
スウェーデンの新人トランペッターはカール・オランダーソンと読めばいいのかな。
トランペットのスタンダード作品集となれば見逃がせないところです。
ジャケットを見れば一目瞭然、狙いも雰囲気もやっぱりチェット・ベイカーでしょうね。
陰影のあるクールなチェットに比べてスマートで明るい響きを持っています。
(6)「JUST FRIENDS」はベースとのデュオで一番の聴きどころになりました。
(9)「IT MIGHT AS WELL BE SPRING」、(12)「I CAN'T GET STARTED」はピアノとのデュオ。
これも良かったです。
最後は追加収録した感じでボツにするのが惜しかった・・・心の動きが分かるようです。
歌は(8)「IF I WERE A BELL」で聴けますがこれはご愛嬌というところか。
共演者ではダニール・ティリングがピアノが目立ちました。
いずれにせよ、トランペッターは層が薄いので新人トランペッターを聴くのは嬉しいものです。
フレディ・ハバード以降、ウィントン・マルサリスはちょっと毛色が違うしロイ・ハーグローブも力不足か。
世界を引っ張る強力なトランペッターの登場が待ち遠しいです。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)