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Dragon's Jazz Corner

Johnny Griffin (ts)


*JOHNNY GRIFFIN / JOHNNY GRIFFIN & STEVE GROSSMAN QUINTET
johnny griffin(ts), steve grossman(ts)
michael weiss(p), pierre michelot(b), alvin queen(ds)
2001/DREYFUS/

最近、私の掲示板で話題になったジョニー・グリフィン(ts)とスティーブ・グロスマン(ts)の作品です。
スタンダードが2曲とオリジナルが7曲の構成です。
それぞれの持ち味が違うので面白い企画だと思いました。
出来ればスタンダードで真っ向勝負をしてその違いを際立たせてほしかったと思います。
しかし、グリフィンの年齢を考えるとそれもやむを得なかったのかも知れません。
全体的にはグロスマンが先輩のグリフィンに気を使ったというところでしょうか。
という訳で、私は「NICA'S TEMPO」と「THIS TIME THE DREAM'S ON ME」の2曲が良かったです。

(まじめ系)




*JOHNNY GRIFFIN QUINTET / AND THE GREAT DANES
johnny griffin(ts), jesper thilo(ts),
thomas clausen(p), mads vinding(b), alex riel(ds)
1996/STUNT/



* JOHNNY GRIFFIN & ART TAYLOR QUARTET / IN COPENHAGEN
johnny griffon(ts,vo),
kenny drew(p), niels-henning orsted pedersen(b), art taylor(ds)
1964Rec/Storyville/

1 What Is This Thing Called Love ?
2 Body And Soul
3 Wee Dot
4 Doctor's Blues
5 Exactly Like You
6 A Night In Tunisia


リトル・ジャイアンツことジョニー・グリフィン(ts)とバップ・ドラマーの雄アート・テイラーの双頭カルテットの作品です。
メンバーがケニー・ドリュー(p)とオルステッド・ペデルセン(b)というのも凄い。

グリフィンは苦手なタイプのテナー奏者です。
パワフルにグイグイと迫ってくる・・・情緒に欠け艶っぽくないというのがその理由。
濃いテナーなので聴いていて疲れてしまいます。
唯一の例外はウェス・モンゴメリー(g)の「フル・ハウス」だけです。

観客と一体になった熱く燃え上がるライブ・ハウスは興奮のるつぼと化す。
1964年、まだ熱かった時代のジャスの雰囲気が味わえました。
(1)と(4)は17分、19分超の長丁場、圧巻は(3)のテナーとドラムとのデュオです。
ベストには(5)「Exactly Like You」を上げておきます。
やはりテイラーのドラミングは面白いと思います。

(中間系)