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Dragon's Jazz Corner
Joe Haider (p)
* JOE HAIDER SEXTET / MARIA MAGDALENA
joe haider(p), daniel noesig(tp,flh), heinz von hermann(ts,fl),
johannes herrlich(tb), stefan"pista" bartus(b), dominic egli(ds)
2022/Challenge/
1 Lucky Thirds (B.Joris)
2 Waltz For Ever (J.Haider)
3 For Line (J.Haider)
4 Soulmates (J.Herrlic)
5 Maria Magdalena (J.Haider)
6 Little Peace (H.V.Hermann)
7 Another Blues (J.Haider)
スイスのベテラン・ピアニスト、ジョー・ハイダーの新譜を買ってみました。
ドイツ盤です。
ハイダーを聴くのも超久し振りでそれもフロント3管というんだから興味が湧きました。
そういえば先週紹介したのも北欧の3管フロントだったです。
現在ヨーロッパではこの組み合わせが流行っているのかと思いました。
サウンドの決め手はトロンボーンになりますね。
全7曲は自身のオリジナル4曲とその他3曲の構成です。
表題曲の(5)「Maria Magdalena」は母親、(3)「Line」は最初の妻を指しています。
つまりハイダーの母親と最初の妻に捧げたアルバムです。
3管特有の分厚いアンサンブルとハーモニーが楽しめました。
ハイダーはスイング感溢れる上品なピアニストで安定感と安心感があります。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*JOE HAIDER TRIO / A SUNDAY IN SWITZERLAND
joe haider(p), daniel aebi(ds), giorgos antoniou(b)
2004/JHM RECORDS/
スイスのベテラン・ピアニスト、ジョー・ハイダーの新作ではスマートで洗練されたピアノ・トリオが聴けます。
トリオのバランスも良く、スイング感溢れる上品なピアノ・トリオは安心してお薦め出来るアルバムです。
反面、 刺激を求める人にはやや物足りなさが残るかもしれません。
全8曲はオリジナルが5曲、ジョン・コルトレーン(ts)の曲が目を引きますがこれもごく自然に演奏されています。
良く知られたモダンジャズの名曲、「ON GREEN DOLPHIN STREET」でその実力の程が分かるでしょう。
スイスはモントルー・ジャズ・フェスティバルの開催地でジャズとの結び付きが強くそのレベルは相当に高いです。
ティエリー・ラング(p)やフランコ・アンブロゼッティ(tp、fhn)、人気のジョージ・ロバート(as)などもそうですね。
「On Green Dolphin Street」
(中間系)
*JOE HAIDER TRIO '71 / KATZENVILLA
joe haider(p), isla eckinger(b), pierre favre(ds)
1971/JHM Records
ジョー・ハイダーはスイスのピアニスト、ヨーロッパ・ピアノ・ブームの要因になった一人。
強靭なタッチと抜群のリズム感の持ち主です。
ヨーロッパ・ピアノ・トリオ名盤の一枚。
(中間系)