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Dragon's Jazz Corner
Jimmy Greene (ts)
*JIMMY GREENE QUARTET / LIVE AT SMALLS
jimmy greene(ts,ss),
xavier davis(p), ugonna okegwo(b), gregory hutchinson(ds)
2011/Smallslive/
「ライブ・アット・スモールズ」の1枚です。
コンテンポラリーなジャズ・シーンを知るには一番じゃないかと思ってこのシリーズは気になっています。
今作は注目のテナー・サックス奏者の一人、ジミー・グリーン・カルテットです。
(2)「UGLY BEAUTY」のモンクを除いては全て自身のオリジナルで占められています。
モンクの(2)と(5)「HOME」でソプラノ・サックスを吹いていてこの2曲がバラード系です。
演奏は重厚なジョン・コルトレーン(ts)のライブを彷彿とさせるものでした。
ジミー・グリーンは真面目できっちりとした演奏、マル・ウォルドロン・ライクなジャヴィール・デイヴィス(p)、
安定感のあるウゴンナ・オケグウォ(b)、グレゴリー・ハッチンソン(ds)のハジケ振りはここでも目立っています。
でもなんていうのかな、悪くはないけれどなんとなく印象がいまひとつでした。
全体的な雰囲気が実に重たいんですね・・・すっ〜と聞き流すわけにはいかないです。
構えと体力が必要なのでロートルにはきつい感じがしました。
これはちょっとしんどいかなと思って聴いてくると最後にクライマックスがありました。
(6)「BLOOMFIELD」はアップテンポでリズミックな演奏・・・4者一体となって押し出してきます。
ハッチンソンが暴れます・・・これは良かったです。
「Ugly Beauty」
(まじめ系)