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Dragon's Jazz Corner

Jessica Williams (p)


*JESSICA WILLIAMS TRIO / LIVE AT YOSHI'S
jessica williams(p), ray drummond(b), victor lewis(ds)
2004/MAXJAZZ/

私が初めてジェシカ・ウイリアムス(p)の名前を知ったのは90年代の最初でした。
コンコード・レーベルの名物ソロピアノ・シリーズの「ライブ・アット・メイベック・リサイタル・ホール」です。
彼女の90年代から最近までの活躍は目覚しいものがあります。
ルーツはセロニアス・モンク(p)でそれに独自の個性が加わって女性ジャズ・ピアニストとしては指折りの存在です。
最初はちょっととっつきにくい感じもするかもしれませんが聴いていると段々に味が出てきます。
けれん味がなく自然体なのがいいですね、
その女性らしい繊細でしなやかなタッチは魅力に溢れています。
抜群のテクニックに絶妙なスイング感とリズム感、さりげなく魅力的なフレーズが飛び出してきます。
ほんのりとした色気を感じるのは私だけではないでしょう。
「YOU SAY YOU CARE」、11分を越す長丁場の「ALONE TOGETHER」の演奏も素晴らしいですよ。
歌物の「I WANT TO TALK ABOUT YOU」やモンクの「MYSTERIOSO」も聴けます。

[ ドラゴン流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)




*JESSICA WILLIAMS SOLO / ALL ALONE
jessica williams(p)
2003/MAX JAZZ/

ジェシカ・ウイリアムスのソロ・ピアノです。
全12曲はオリジナル4曲とスタンダード8曲の構成です。
オリジナルには秋吉敏子さんに捧げた曲もあります。
独特のフィーリングにはジェシカ・ワールドが広がっています。

「As Time Goes By」、「In A Sentimental Mood」、「Warm Valley」、
「All Alone」、「They Say It's Wonderful」、「Don't Explain」、etc




*JESSICA WILLIAMS TRIO / HIGHER STANDARDS
jessica williams(p), dave captein(b), mel brown(ds)
1997/CANDID/

ジェシカ・ウイリアムスのスタンダード作品集です。
一筋縄ではいかないスタンダード解釈は斬新で刺激的です。

「Get Out Of Town」、「When Your Lovers Has Gone」、「Mack The Knife」、
「A Night In Tunisia」、「East Of The Sun」、「Solitude」、「Midnight Sun」、etc




*JESSICA WILLIAMS SOLO / ARRIVAL

jessica williams(p)
1994/Jazz Focus/

ジェシカ・ウイリアムス(p)のソロ・ピアノです。
大好きなファラオ・サンダース(ts)の「The Creator has A Masterplan」が入っていた。
全体的に上手い人にありがちな弾き過ぎるところがあるかも。

「Birks Works」、「I've Never Been In Love Before」、「Misterioso」、
「Ruby, My Dear」、「The Creator has A Masterplan」、「Mood Indigo」




*JESSICA WILLIAMS TRIO / IN THE POCKET
jessica williams(p), jeff johnson(b), dick berk(ds)
1994/Hep Jazz/

ジェシカ・ウイリアムス(p)は独特のタッチと間合いを持っています。
クラシックで鍛えられたテクニックも抜群です。

「Weirdo」、[A Gal In Calico」、「I Realy Love You」、「Driftin」、
「Cheek To Cheek」、「Ghost Of A Chance」