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Dragon's Jazz Corner

Jesse Van Ruller (g)


*JESSE VAN RULLER QUARTET / CIRCLES
jesse van ruller(g)
seamus blake(ts), sam yahel(org), bill stewart(ds)
2002/CRISS CROSS JAZZ/

ジェシー・バン・ルーラー(g)のクリスクロスからの2枚目のアルバムだそうです。
今作は8曲中6曲が自身のオリジナルで占められています。
彼は彗星の如く現れたプレイヤーですが爽やかさとスマートさが持ち味です。
ヨーロピアン・ジャズ・トリオとの共演が一番印象に残っています。
現在は色々と試している試行錯誤の状態なんでしょうね。
メンバーもシーマス・ブレイク(ts)、サム・ヤヘル(org)、ビル・ステュアート(ds)、
というフレッシュな組み合わせです。
ここではやはりアップテンポの曲により魅力を感じました。

「Gone With The Wind」

(中間系)




*JESSE VAN RULLER / TRIO
jesse van ruller(g), frans van der hoevan(b), martijn vink(ds)
2001/Emarcy/

初のギター・トリオに挑戦した異色作。




*JESSE VAN RULLER / CATCH !
jesse van ruller(g)
karel boehlee(p), frans van geest(b), martijn vink(ds)
roy hargrove(tp,fhn)
2000/BLUE MUSIC/

注目を集めているジェシ・ヴァン・ルーラー(g)の3枚目のリーダー・アルバムです。
つい最近も「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ」との共演でヒットを飛ばしたばかりですね。
今回はロイ・ハーグローブが4曲にゲスト出演しています。私はこちらの方にも期待しました。
ジェシがロイの為に書いたという4曲目「VICTORY」が素晴らしいですよ。
かなりむずかしい曲ですがその分ロイの気合乗りも十分に感じられました。
これが一番の熱演で本アルバムの目玉でしょう。

「The End Of A Love Affair」、「My Ideal」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)




*JESSE VAN RULLER / EUROPEAN QUINTET
jesse van ruller(g), julian joseph(p), nicolas thys(b)
peter weniger(sax), mark mondesir(ds)
2000/BLUE MUSIC/

ジェシ・ヴァン・ルーラーはオランダ生れの現在28才です。
1995年のモンク・コンペテイションのギター部門の優勝者だそうです。
これは辛過ぎず、甘過ぎずのストレート・アヘッドなジャズ・アルバムで、
ゴールド・ディスクとしては、久し振りに至極順当な作品だと思います。
10曲中5曲が彼のオリジナルで、収録曲のバランスも良いですし、好センスを感じました。
最も影響されたギタリストがジョン・スコフィールドだそうですが、
そのジョン・スコがモンク・コンペの審査員の一人だったのも何かの縁か。
パット・メセニー、ジム・ホール、ジョン・スコフィールドが絶賛の新人ギタリストの登場です。

「Bewitched」、「I'll Be Seeing You」、「You Are My Everything」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)