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Dragon's Jazz Corner
Jeff Hackworth(ts)
* JEFF HACKWORTH QUARTET / THE HEART OF THE MATTER
jeff hackworth(ts),
ed cherry(g), kyle koehler(org), vince ector(ds)
2015/Big Bridge Music/
1 BIG BAD BOOGALOO (J.Hackworth)
2 FOOL THAT I AM (F.Hunt)
3 THAT OLD BLACK MAGIC (H.Arlen/J.Mercer)
4 3rd AVENUE BLUES (J.Hackworth)
5 SEPTEMBER SONG (K.Weill/M.Anderson)
6 SWEET TEA (J.Hackworth)
7 THE HEART OF THE MATTER (J.Hackworth)
8 MR.GENTLE AND MR.COOL (D.Ellington/H.Baker)
9 TREA PALABRAS (O.Farres)
ジェフ・ハックワーズ(ts)を聴くのは2枚目です。
バックがオルガン・トリオのソウル・ジャズです。
全9曲は自身のオリジナル4曲とその他5曲の構成です。
前回も感じたけどソウル・ファンキー・ジャズとして物足りない部分があります。
これは何だろうかと考えてみました。
艶、色気が足りないのと下卑た味わいのないことです。
ハックワーズはソフトでクール、スマートで耳触りが良い・・・これが物足りない原因でした。
盟友エド・チェリー(g)も今ひとつの出来だと思います。
オリジナルのベストは(6)「Sweet Tea」、(1)「Big Bad Boogaloo」ではブーガルーも聴けます。
キューバ出身のオスバルド・ファレスの名曲(9)「Trea Palabras」は好きな曲です。
(くつろぎ系)
*JEFF HACKWORTH QUARTET / SOUL TO GO !
jeff hackworth(ts),
ed cherry(g), radam schwartz(org), vince ector(ds)
2013/Big Bridge/
ジェフ・ハックワーズ(ts)は初見、「Soul To Go」の題名に引かれました。
久々にソウル・ジャズが聴きたかった。
バックがオルガン・トリオなら申し分なく、内容もほぼ予想がつきますね。
全9曲は自身のオリジナル4曲とその他5曲の構成です。
もう少しゴリゴリを期待したけど思ったよりスマートでストレートなソウル・ジャズでした。
ハックワーズのテナーは耳触りが良く、ソフトでクールな印象です。
ファンキー度はあまり感じないけれど心地良いスイング感とソウル感が持ち味です。
私的ベストはトレーンの(4)「Wise One」でバラードの(6)「Little Girl Blues」も聴きどころ。
雰囲気十分で大いにリラックス出来ました。
ギターのエド・チェリーとオルガンのラダム・シュワルツは以前聴いたことがあります。
前者はハミエット・ブルーイエット(bs)で後者はラッセル・ガン(tp)のアルバムでした。
特にここではエド・チェリーに注目しました。
ソウル&ブルージーでこういった作品にはぴったりハマる。
キッチリとしたギター・プレイが魅力で実に良い味を出しています。
今までまったくのノーマークだったけれど見直しました。
[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]
(くつろぎ系)