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Dragon's Jazz Corner
Jean-Pierre Gebler (bs)
*JEAN-PIERRE GEBLER QUARTET / BALLADES...OU PRESQUE
jean-pierre gebler(bs)
michel herr(p), jacques pirotton(g), philippe aerts(b)
1994/IGLOO/
先週に引き続きミシェル・ハー(p)絡みのベルギー盤の第2弾です。
バリトン・サックス奏者、ジャン・ピエール・ゲブラーのドラムレス・カルテットの渋いバラード集です。
ゲブラーは初見ですがジャケットの写真を見るとベテラン・プレイヤーのようでその演奏も安定しています。
ジェリー・マリガン(bs)、そしてレスター・ヤング(ts)やデクスター・ゴードン(ts)の名前が出ていました。
この名前から演奏スタイルはほぼ想像できると思います。
デクスター・ゴードンに最も近く、クールなプレイはマリガン、レスター・ヤングの影響大というところでしょうか。
特にギターの存在感が光りいい味を出していますがやはりミシェル・ハーの印象的なプレイも心に残りました。
ところで(4)の「夜は千の眼を持つ」は大好きな曲なんですがボサノバで演奏されています。
この曲ではソニー・ロリンズ(ts)の「WHAT'S NEW」が最高、悠々と吹く様はまさに王者の貫禄です。
その見事な演奏が忘れられません。
「Come Rain Or Come Shine」、「Lament」、「What's New」、「The Night Has
A Thousand Eyes」、
「I'm Getting Sentimental Over You」、「All The Things You Are」、「Everything
Happens To Me」,etc
(中間系)