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Jane Monheit (vo)


*JANE MONHEIT / SURRENDER
jane monheit(vo)
michael kanan(p), miles okazaki(g), ari ambrose(sax), orlando le fleming(b),
rick montalbano(ds), jorge calandrelli(synth)(2,3,8), peter wolf(arr,synth)(6),
paulinho da costa(per)(1,2,3,4,5,8,9), ramon stagnaro(g)(3) 
dave carpenter(b)(3), alphonso johnson(b)(6), mike shapiro(ds,per)(6)
special guest
toots thielemans(hca)(9), ivan lins(vo,key)(3), sergio mendes(p)(6)
2007/CONCORD RECORDS/

久し振りに女性ヴォーカルのアルバムを購入しました。
それというのも知人にこのジェーン・モンハイトの大ファンがいて、
7月の東京BNの公演がとても良かったと聞いたからです。
コンコード・レーベル移籍第一弾はブラジリアン・テイスト、ほとんどこのCDのメンバーで来たようですね。
もう1人の注目はピアノのマイケル・カナンで、この人も中々多才なプレイヤーなので目が離せません。
彼女を聴くのは、2000年のデビュー作の「Never Never Land」以来です。
年月を経てより一層としっとりと艶やかになった印象を持ちました。
濃い化粧のジャケットとはうらはらに素直でストレートな美声に磨きがかかっています。
このアンバランスさが魅力的、その容姿と相まって人気上々なのもうなずけました。
イヴァン・リンス、セルジオ・メンデス、トゥーツ・シールマンス・・・ゲストの3人が花を添えています。

(くつろぎ系)




* JANE MONHEIT / TAKING A CHANCE ON LOVE
jane monheit(vo),
jeoff keezer(p)(1,2,9), chrisian mcbride(b)(1,2,9), lewis nash(ds)(1,2,5,9),
michael kanan(p)(3,4,6,7), orlando le fleming(b)(3,6,7), rick montalbano(ds)(3,6,7),
donald harrion(as)(3), bob mounsey(p)(5), ron carter(b)(5), joel frahm(ss,ts)(6,9),
miles okazaki(g)(3,7), michael buble(vo)(5), etc
2004/Sony/

1 Honeysuckle Rose
2 In The Still Of The Night
3 Taking A Chance On Love
4 Bill
5 I Won't Dance
6 Too Late Now
7 Why Can't You Behave ?
8 Do I Love You ?
9 Love Me Or Leave Me
10 Embraceable You
11 Dancing In Dark
12 Over The Rainbow


今作はジェーン・モンハイトの代表作と目されている一枚らしい。
モンハイトは好きな女性ヴォーカリストの一人です。
女性らしい美しく伸びやかな美声の持ち主で密やかな歌い方もいいです。

評判通り、全12曲のスタンダード作品集は素晴らしい出来栄えです。
ベストは黒人ヴォーカル・グループのヒット曲の(2)「In The Still Of The Night」です。
続いては最もジャズっぽいノリを聴かせる(3)「Taking A Chance On Love」、
マイケル・ブーブレとのデュオの(5)「I Won't Dance」も良かった。
(11)「Dancing In The Dark」と(12)「Over The Rainbow」のバラードも聴きどころになりました。
本当にこの人は声がキレイだと思います、もちろん歌も上手いけど一番は声が好みです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)




*JANE MONHEIT / COME DREAM WITH ME
jane monheit(vo)
kenny barron(p), christian mcbride(b), gregory hutchinson(ds)
richard bona(g,elcb), michael brecker(ts), tom harrell(tp)
2001/VICTOR/

注目の新人女性ヴォーカリスト、ジェーン・モンハイトの2枚目のアルバムです。
早くもゴールド・ディスクとなって登場してきました。
1作目の「NEVER NEVER LAND」もこの愛聴盤のコーナーでご紹介しましたが
その歌声は艶があって益々哀調を帯びて深みを増してきています。
ジョニ・ミッチェルやカサンドラ・ウィルソンをよく聴いたとのことですが、
「ああー、なるほどなあー」と思えるところが多々ありました。
1曲目の「オーバー・ザ・レインボー」はあまりに有名な曲ですがこれはいいですねえ。
バックではトム・ハレルが渋いです。

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)




*JANE MONHEIT / NEVER NEVER LAND
jane monheit(vo)
kenny barron(p), ron carter(b), lewis nash(ds)
bucky pizzarelli(g), david newman(ts), hank crawford(as)
2000/VICTOR/

ジェーン・モンハント(vo)は現在22歳、シンデレラガールのデビュー盤です。
1998年、20歳の時に出たモンク・コンペテイションで2位となり一躍注目されました。
このスタンダード集にはケニー・バロン(p)、ロン・カーター(b)を初め、
ベテラン勢が大挙起用されており豪華絢爛たる顔ぶれになっています。
若いだけに声に艶と勢いを感じますねえ、中々よろしいと思いますよ。
最も影響を受けたプレイヤーはエラ・フィッツジェラルドと(vo)とビル・エバンス(p)だそうです。
私が思うに今後はコンテンポラリー路線に進むんじゃないでしょうか。
この作品は彼女のジャズ・アルバムの代表作になる可能性があります。

(中間系)