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Dragon's Jazz Corner
Jacob Yoffee (ts)
*JACOB YOFFEE QUARTET & QUINTET / DEAD RECKONING
jacob yoffee(ts,ss),
george colligan(p), jeff grubbs(b), james johnson V(ds),
gary thomas(fl)(4,9), sean jones(tp)(1,10), carolyn perteete(vo)(9)
2008/INNER CIRCLE MUSIC/
ジェイコブ・ヨフィー(ts)は初見、名前の読み方もこれでいいのか分かりません。
初めてのプレイヤーを購入をするキッカケはどんな順番になるでしょうか。
私の場合は@共演のメンバー、A演奏曲目、Bプロデューサー&レーベル、Cジャケットの順かな。
さしずめ今作は@ジョージ・コリガン(p)、ゲイリー・トーマス(fl)、シーン・ジョーンズ(tp)に注目、
Bグレグ・オズビー(as)のプロデュースとオズビー自身のレーベルが決め手になりました。
全曲、ジェイコブのオリジナルでオーソドックスな力のあるコルトレーン派〜Mベース系の流れ、
ひとひねりあるもののコンテンポラリーな主流派ハード・バップが聴けます。
表題曲の(1)「DEAD RECKONING」ではいかにも現代風の印象的なソロを聴かせてくれました。
シーン・ジョーンズ(tp)の好演もあって出色の出来になっています。
ワン・ホーンの(8)はそのまんまコルトレーンでこれがジェイコブ・ヨフィーのルーツだと思います。
もちろん、ジョージ・コリガンのピアノとゲイリー・トーマスのフルートも聴きどころになります。
疾走感のある(6)「AFTERMATH」でコリガンとジェイコブ、(4)「RAVEN」でトーマスのプレイも光る。
(5)、(9)は和風情緒を感じさせるバラード、(7)は中近東風味のオリエンタル・サウンドです。
全体的にパタパタとしたドラムスが気になるものの張り切りようと意欲は十分に伝わってきました。
初リーダー・アルバム、これからの期待を含めて先物買いをしておこうと思います。
[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]
(中間系)