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Dragon's Jazz Corner

Jack McDuff (org)


*JACK McDUFF QUARTET / MOON RAPPIN'
jack mcduff(org),
bill fhillips(ts,bs,fl), jerry bird(g), joe duke(ds), plus orchestra
1969/Blue Note/

ブラザー・ジャック・マクダフ(org)のブルーノート2枚目のリーダー・アルバム。
これも大好きだったです・・・今でも時々は聴きたくなる愛聴盤です。
時代を反映してか、ダンサブルでカッコいいこの独特のリズムがしっくりとくるんです。
全5曲はすべてマクダフのオリジナルですが印象的なテーマを持っています。
「Loose Foot」はブルースの名曲だと思うが誰か演奏してくれないかな。




*JACK McDUFF QUARTET / TOUGH 'DUFF
jack mcduff(org),
jimmy forrest(ts), lem winchester(vib), bill elliot(ds)
1960/Prestige/

何をいまさらという感じですがジャック・マクダフを聴いています。
マクダフの代表作の一枚です。
ブルー・ノートの看板オルガニストがジミー・スミスならプレスティッジの看板はマクダフです。
ジミーにはある種の明るさやユーモアを感じますがマクダフはファンキー&ソウル色がより濃厚です。
アーシーでブルージーな感覚は他の追随を許しません、聴いているとこちらまでドロドロになりそうです。
まぁーね、それがものすごい魅力になっているんですが今作のもう一つの魅力はメンバーにあります。
「Night Train」の作者でも知られるテキサス・テナーのジミー・フォレストとレム・ウィンチェスター(vib)です。
特に惜しくも早世したウィンチェスターの参加が貴重でこのアルバムの評価をぐんと高めています。
ヴァイブ・ファンならずとも興味を持つのは当然の成り行きです。
スタンダードの(5)「AUTUMN LEAVES」や(2)「MEAN TO ME」がどう料理されているかが聴きどころになります。
ヴァイブの音色が軽快さを増して、まったく肩の凝らないアルバムに仕上がっているのでリラックスできました。
ところでみなさんはLPにこだわりがありますか。
私はこだわりなしで、特にオーディオに凝っているわけでもなく、最近はほとんどLPを聴いていません。
それで聴きたくなると便利なCDを買い増す場合も多いです。
加えてLPでは時間の関係でカットされた曲目がCDには追加収録されているのも動機付けになります。

「AUTUMN LEAVES」、「MEAN TO ME」

(くつろぎ系)