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Dragon's Jazz Corner

Ivan Paduart (p)


*IVAN PADUART TRIO / BLUE LANDSCAPES
ivan paduart(p), philippe aerts(b), dre pallemaerts(ds)
2004/VIDEOARTS MUSIC/

ベルギー出身のイヴァン・パドゥア(p)の日本製作盤です。
リック・マルギッツア(as)との「STILL」や「TRIO LIVE」は素晴らしかったです。
私は両方共に「ドラ流・・・」にしましたがやはり目を付けている人がいましたね。
7曲のオリジナルを中心にしてキース・ジャレット(p)の「MY SONG」がひっそりと入っています。
作曲能力も高く美しいメロディ・ラインは相変わらず、演奏はちょっと抑えた感じで癒し系です。
ところで名前の読み方ですがイヴァン・パドゥアが正解らしいです。

「Sweet Georgia Fame」、「My Song」

(中間系)




*IVAN PADUART TRIO / A NIGHT AT THE MUSIC VILLAGE
ivan paduart(p), stefan lievestro(b), mimi verderame(ds)
fay claassen(vo), bert joris(tp), toon roos(ts), toots thielemans(hca)
2003/JAZZ'N PULZ/



*IVAN PADUART TRIO & RICK MARGITZA / STILL
ivan paduart(p), stefan lievestro(b), mimiverderama(ds)
rick margitza(ts)
2002/A-RECORDS/

1 Disconnected
2 Still
3 Recent Development
4 First Rays
5 Not For Sale
6 Nat
7 Song Of Hope
8 A Last Drink At The Club


オランダのイワン・パデュアート・トリオにリック・マルギッツァ(ts)の組み合せです。
全8曲は全てメンバーのオリジナルで占められています。
まずは透明感のあるクリアな音色が心に沁みる、清冽な印象を残す作品です。
マルギッツァは40代、今が旬のサックス・プレイヤーと言えるでしょう。
イワン・パデュアートもヨーロッパ・ピアノの伝統を踏襲しながらもそのフレーズは新鮮です。
聴けば聴くほど味が出る、端正な仕上がりのテナー・ワンホーン・アルバムの一級品です。
ジャケットも美しく、涼しげでいいですね。夏に聴いたらもっと心地良さそう。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*IVAN PADUART TRIO / LIVE
ivan paduart(p), stefan lievestro(b), hans van oosterhout(ds)
2001/VIRGIN MUSIC/

1 Solstice Dete
2 Suspone
3 Steps In The Snow
4 If We Could
5 Bolloons
6 Rainwoltz
7 Lisbonne
8 Skin Deep
9 Thinking Of You
10 I'll Remember April


ちょっと前に紹介したイワン・パデュアート(p)のライブ盤を買ってみました。
彼の流麗なタッチのピアノを聴いていると天性のセンスを感じさせます。
無理がないというか、音の出がスムーズなんですね。
1991年からほぼ1年に1枚づつのリーダー・アルバムを出しているようです。
機会があったら是非聴いていただきたいプレイヤーの一人です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*IVAN PADUART QUARTET / BELGIAN SUITES
ivan paduart(p), hein van de geyn(b), hans van oosterhout(ds)
bob malach(ts)
1998/A-Records/

90年代、お勧めのピアノ作品。



*IVAN PADUART TRIO / CLAIR OBSCUR
ivan paduart(p), nic thys(b), hans van oosterhout(ds)
1997/A-Records/


イヴァン・パドゥアは敬愛するのはフレッド・ハーシュ。
今作はそのハーシュにトリビュートしたアルバムです。
流麗なヨーロッパ・ピアノの伝統を受け継いだ美しいピアノが聴けます。