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Dragon's Jazz Corner
Irio De Paula (g)
*IRIO DE PAULA QUARTET / FOUR FOR JAZZ
irio de paula(g),
fabrizio bosso(tp), massimo moriconi(b), massimo manzi(ds)
2004/Philology/
ファブリジオ・ボッソ(tp)入りのギター・カルテット。
軽い感じのジャズが聴けます。
*IRIO DE PAULA TRIO & QUARTET / LEMBRANDO WES MONTGOMERY
irio de paula(g), riccardo ballerini(org), petro jodice(ds),
claudio lo cascio(vib)(2,8)
2003Rec/Philology/
イタリアのフィロロジーのギタリスト、イリオ・デ・パウラの作品はウエス・モンゴメリーのトリビュート盤です。
発売時に話題になっていてチェックしていましたが忘れてそのままになっていました。
先日、CDショップで見つけたので購入しました。
それにしても多くのギタリストがウエスに捧げるアルバムを作っていますね。
今作もそんな中の一枚です。
それだけにウエスが現在のギタリストに与えた影響は大きいと言えます。
全11曲はウエスのオリジナル10曲とその他1曲の構成です。
10曲はオルガン・トリオ、2曲はヴィブラホンが入ったカルテット演奏になっています。
(3)「Four On Six」と(9)「Road Song」はお馴染みの曲、
初期の名曲(1)「Jingles」、(5)「West Coast Blues」も聴きどころになりました。
どうせなら全部ウエスの曲にして欲しかったけどねぇ〜。
最初はずいぶんと中途半端だと思ったけど・・・。
でも、ただ1曲のスタンダード(4)「For Heaven's Sake」がいいので苦笑してしまいました。
ヴィブラホン入りの2曲も明るい雰囲気に変わって良い気分転換になります。
録音時間が約70分と長くパウラのギター・プレイが満喫できました。
パウラは無骨で素朴でややスマートさには欠けますがウエスのブルージーな感じはよく出ています。
力強いギターの音色、彼の持つジャズ・フィーリングにはケニー・バレルやグラント・グリーンもいる。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)