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Ingrid Jensen (tp)
*INGRID JENSEN / HIGHER GROUNDS
ingrid jensen(tp), gary thomas(ts,fl)
david kikoski(p), ed howard(b), victor lewis(ds)
1999/ENJA/
カナダ出身の女性トランペッター、イングリット・ジェンセンのエンヤにおける第3弾のアルバムです。
やはり私は女性に弱いようですね、気になっていましたがついに購入してしまいました。
しかし、中々メンバーは魅力的ですしコンテンポラリーなハード・バップ・ジャズが聴ける作品です。
ここでは何と言ってもゲイリー・トーマスとデヴィッド・キコスキーの参加に魅力を感じます。
特にキコスキーのプレイに注目、彼女自身の音色はアート・ファーマーに一番近いと私は思いました。
(中間系)
* INGRID JENSEN QUINTET / HERE ON EARTH
ingrid jensen(tp,flh), gary bartz(as,ss),
george colligan(p,rhodes), dwayne burno(b), bill stewart(ds),
jill seifers(vo)
1997/Enja/
1 Shiva's Dance
2 Woodcarvings
3 Here On Earth
4 Time Remembers
5 You Do Something To Me
6 The Time Of The Barracudas
7 Ninety One
8 Consolation
9 Fallin'
10 Avila And Tequila
イングリッド・ジェンセン(tp)の作品を紹介するのは2枚目になります。
イングリッドは1966年生まれ、カナダのノース・バンクーバー出身です。
彼女もまたアメリカ、ボストンのバークリー音大で学んでいます。
今では女性のトランペット奏者は珍しくないですがこの頃はまだインパクトがありました。
日本でもアルト・サックス奏者に続いて女性トランぺッターの進出が目立っています。
ちなみにコンポーザー&サックス奏者として活躍中のクリスティーヌ・ジェンセンは妹になります。
全10曲はコリガン2曲、イングリッド1曲とその他7曲の構成です。
今作はイングリッドの2枚目のリーダー作で31歳時の録音になります。
ここもメンバーが中々に魅力的でゲイリー・バーツ(as)、ジョージ・コリガン(p)、
ドウェイン・バーノ(b)、ビル・ステュアート(ds)などの骨っぽいところが共演しています。
彼女の音色はアート・ファーマー、スタイルはウディ・ショウに一番近いと思っています。
女性トランぺッターは力強さに欠ける傾向があるけどイングリッドにその懸念は通用しません。
ラッパがよく鳴っています。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)