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Horace Parlan (p)


HORACE PARLAN / THE HORACE PARLAN TRIO
horace parlan(p), jasper lungaard(b), ed thigpen(ds)
1999/M&I/

またもや、ホレス・パーランを聴きたくなってしまいました。
日本制作盤ですので聴き易くなっていますが、独特の乗りは相変わらずで魅力十分です。
最近亡くなったエド・シグペンも参加していまして感慨深いものがあります。
日本の題名はこの中で演奏されている「荒城の月」です。

通好みのピアニストであると同時に、万人に愛される親しみ易さ。
ビ・バップ〜ハード・バップ線上の本格派ピアノ・トリオの最新作。
(帯中よりの抜粋)。

「Time On My Hand」、「I'll Close My Eyes」、「Never Let Me Go」、
「Wave」、「Darn That Dream」、「No Greater Love」

(中間系)




*HORACE PARLAN / WE THREE
horace parlan(p), mads vinding(b), ed thigpen(ds)
1998/BAYBRIDGE/

私はこの種の日本制作盤にも、どうしても手が出てしまいます。
名作、「アス・スリー」のリメイク盤ですが、本物の足元にも及びません。
しかしながら、ホレス・パーランの独特の乗りに私は弱いのです。
メンバー的にも魅力がありますし、まあ安心して聴いていられるピアノのアルバムです。

メロディアスで個性的。 黒いピアニズム。
そしてサポート陣が素晴らしく、”我ら3人”を主張する。
(帯中よりの抜粋)

「Us Three」、「Summertime」、「Solar」、
「Bags Groove」、「Have You Met Miss Jones」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)




*HORACE PARLAN QUINTET / GLAD I FOUND YOU
horace parlan(p), thad jones(tp),
eddie harris(ts), jesper lundgaard(b), aage tanggaard(ds)
1984/SteepleChase/

ホレス・パーラン・クインテット。
サド・ジョーンズ(p)とエディ・ハリス(ts)のフロント2管。
バップ・テイストの強いソウルフルな演奏を繰り広げています。




* ARCHIE SHEPP & HORACE PARLAN / GOIN' HOME
srchie shepp(ts), horace parlan(p)
1977/SteepleChase/

1 Goin' Home
2 Nobody Knows The Troubles Seen
3 Go Down Moses
4 Steal Away To Jesus
5 Deep River
6 My Lord What A Morning
7 Amazing Grace
8 Sometimes I Feel Like A Motherless Child
9 Awing Low, Sweet Chariot
10 Come Sunday


未紹介のアーチー・シェップ(ts)が何枚かあるのでしばらく続けたいと思います。
今作はデュオ・アルバムで相手はホレス・パーラン(p)です。
シェップ&パーランは一見、異色の顔合わせで私は合わないのではないかと思いました。
でも、1曲目の表題曲「Goin' Home」を聴き始めた途端にそれが危惧に終わったことを確信しました。

全10曲はトラディショナルな曲が中心で1曲(10)のみデューク・エリントンの作品です。
デュオの性格上どうしてもバラードが中心になりますね。
この日のシェップは体調が良かった・・・。
つい我慢出来ずにゴリゴリになるクセも出さずにキッチリと吹き切っています。
シェップの良さを十分に引き出したパーランはさすがの力量の持ち主です。
それでいてパーランの目立たず騒がすの控えめなピアノも最高です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)




*HORACE PARLAN SEXTET / HAPPY FRAME OF MIND
johnny coles(tp), booker ervin(ts), grant green(g),
horace parlan(p), butch warren(b), billy higgins(ds)
1963Rec/Blue Note/

ホレス・パーランの幻化していた作品です。
63年録音も発売されたのは70年代になってから。
ブルー・ノートにはこういうことがよくあるようですね。
理由は分からないけど膨大な吹き込みなので順番が狂うことなど日常茶飯事かも。
ジョニー・コールズ&ブッカー・アーヴィンのフロント2管は珍しいと思う。




*HORACE PARLAN TRO / US THREE
horace parlan(p), george tucker(b), al harewood(ds)
1960Rec/Blue Note/

いわずと知れたホレス・パーランの代表作です。
ジャズ・ピアノ・トリオの名盤にも選ばれる逸品です。
表題曲の「Us Three」の真っ黒なフィーリングは凄い。
ジョージ・タッカーの強靭なベース・プレイにもぶっ飛びます。

「Come Rain Or Come Shine」、「The Lady Is A Tramp」